01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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今季に入り、フランスのジョゼフィーヌ・パニエが驚きの活躍を見せている。ジャンプ女子のワールドカップシーズンは2週間前にノルウェーのリレハンメルで開幕したが、最初の2試合で22歳のパニエは2位と1位につけ、今日12月15日(金)行われたスイス・エンゲルベルク大会の第1戦でも優勝を飾った。
2位はアレクサンドリア・ルティート(カナダ)、3位はスロベニアのエマ・クリネッチだった。日本の伊藤有希は6位だった。
パニエのリレハンメル大会での好成績は予想外と言ってよかったが、その後コンスタントに高レベルのジャンプを見せており、今日の女子初のエンゲルベルク戦で優勝したのにはもう驚かなかった。
ファーストラウンドが終わった時点ではパニエは2位で、スロベニアのエマ・クリネッチが首位につけていた。プレッシャーのかかる場面でもパニエはものともせず、2本目も素晴らしいジャンプを収めた。それに対し、クリネッチはほとんど転倒しそうなところを踏ん張ったが、その分優勝に必要な数ポイントを失うことになった。
ワールドカップ(W杯)総合成績で合計280点をマークして総合首位につけているパニエは、「今日はとても難しかったし、スタート地点でものすごく緊張していた。その分なおさら優勝できて嬉しい」と、喜びを伝えた。
1本目ではまだ6位だったカナダのアレクサンドリア・ルティートだったが、2本目でヒルレコードの139mのジャンプを決めて2位まで追い上げた。
オーストリア女子からは、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーが4位、マリタ・クラマーが5位、リサ・エダーが10位、ユリア・ミュールバッハーが12位に入り、優秀な団体成績を収めた。
今日の日本のトップだったのは伊藤有希で6位、7位にスロベニアのニカ・プレウツが続いた。
フィンランドのジェニー・ラウチナホは9位入賞を喜び、イタリアのアンニカ・シーフは11位で自己ベストを著しく更新した。
新コーチ、トーマス・ユッフィンガー率いるドイツチームは、まだ思うような成績を出せていない。今日のトップだったカタリーナ・シュミド(旧姓 アルトハウス)は13位だった。
ノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームが、ファイナルラウンドで大転倒し、今日の試合に影を落とした。怪我の度合いはまだはっきりしていない。
W杯エンゲルベルク大会の女子第2戦は、12月16日(土)12:30(日本時間20:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。