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W杯開幕戦 クラフトV、小林陵侑6位

作成: 25.11.2023 20:12 / hn
11月25日(土)、スキージャンプ男子ワールドカップ開幕戦がフィンランドのルカで開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝を飾った。2位・3位にはドイツのピウス・パシュケとシュテファン・ライエが並んだ。日本の小林陵侑は6位でシーズンをスタートした。
シュテファン・クラフトは、2本とも素晴らしいジャンプを揃えてワールドカップ(W杯)通算31勝目を挙げた。
クラフトは、ここルカトゥントゥリジャンプ台(ヒルサイズ142m)で昨年も優勝を祝った。
「ここでは上手く飛べると本当に気持ちが良い。夏の間の厳しいトレーニングの甲斐があった。辛いトレーニングでも結果が出れば納得がいく。今日は上手くいって嬉しい」と、クラフトは喜んだ。

予想外な健闘を見せたのは2位以下に続いた選手だ。ドイツチームから3人ピウス・パシュケシュテファン・ライエアンドレアス・ヴェリンガーが2位〜4位に並んだ。フィリップ・ライムンドが7位、カール・ガイガーマーティン・ハマンも11位・12位に並んで、ドイツ勢は全6人がトップ12に入り、これ以上ないシーズン開幕となった。

好調のドイツチームに対抗できたのは唯一オーストリアチームだけだった。勝者クラフトの他にオーストリアチームからはダニエル・チョフェーニックが5位、ミヒャエル・ハイボックが9位、ヤン・ホアルが10位に続いた。
 
日本の小林陵侑も6位で好調なスタートを切った。スロベニアのティミ・ザイツは8位でトップテン入りを果たした。

今夏のグランプリ総合優勝を果たしたヴラディミル・ゾグラフスキ(ブルガリア)は、スーツが規定外とされて失格となり、残念な結果となった。
 
ポーランドチームからはわずか1名しかファイナルラウンドに進めず、厳しいスタートとなった。21位になったダヴィド・クバツキだけが、ポーランド勢で唯一W杯ポイント獲得を果たした。
 
グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)は14位でまずまずの結果となり、昨季の総合優勝者ハウヴォル=エグナー・グラネルードは16位だった。
 

W杯男子ルカ第2戦は、11月26日(日)16:15(日本時間 翌0:15)から開催される予定だ。
 
 
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。
Pius Paschke und Stephan Leyhe

 

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ギャラリー

Ruka Qualifikation Freitag
25.11.2023 06:27
Ruka Samstag
26.11.2023 05:24

統計

最長不倒
144.0m
Kraft, Stefan (AUT)
最短ジャンプ
-1.0m
Zografski, Vladimir (BUL)
平均飛距離
124.7m
K点越えジャンプ
80.0%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Deutschland
Kraft, Stefan
31.03.23
Planica
Österreich
07.10.23
Fettner, Manuel (AUT) Klingenthal