01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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3月11日(土)、2023年「RAW AIRノルウェーツアー」の最初の試合がオスロで開催され、世界選手権団体戦で金をとったばかりのアンツェ・ラニセク(スロベニア)が優勝した。ヒルサイズ134mのホルメンコーレン・ジャンプ台でラニセクは、オーストリアのシュテファン・クラフトを2位に、ドイツのカール・ガイガーを3位に抑えた。日本の小林陵侑は6位だった。
ワールドカップ(W杯)通算5勝目をあげたラニセクは、「今日は1本目からうまくいって、2本目は本当に全てがきれいにはまって素晴らしいジャンプになった。それに今日は天候条件も僕の味方になってくれた。今日は本当に嬉しいし、自分のパフォーマンスに満足している。このレベルで飛び続けていきたいと願っている」と、話した。
予選ジャンプの得点も加算される「RAW AIR」総合ランキングでは、3本のジャンプを終えた現在、ラニセクが首位、総合2位は今日の試合で2位だったシュテファン・クラフト(オーストリア)、3位にダヴィド・クバツキ(ポーランド)が続いている。クバツキは前日の予選で1位になっていたが、今日は9位にとどまった。
RAW AIR総合首位のラニセクに、現時点で最も迫っているのはシュテファン・クラフトだ。
これまでにRAW AIRで2度の総合優勝を飾っているクラフトは、「今日は素晴らしい試合だったと思う。僕の1本目はとてもうまくいったけど、2本目はサッツで小さなミスがあった。明日はその点をもう少し注意しなくては。明日何が起こるのかまだ分からないけど、また素晴らしい試合になるのは確かだと思う」と、説明した。
クラフトに続く3位は、ドイツのエース、カール・ガイガーだった。
ガイガーは、「また表彰台に上がれて本当に嬉しい。特に2本目のジャンプはすごく良い感触だった」と話した。今日の3位でRAW AIR総合7位となったガイガーは、上位に残る望みをつないだ。
主催国ノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードは、今日の4位でRAW AIR総合も4位となり、総合3位のクバツキとの差はわずか0.2点しかなく、まだまだチャンスはある。
ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは風邪が治ったばかりだが、5位と納得の結果を収めた。
日本チームからは、小林陵侑が6位、中村直幹が20位、二階堂蓮が24位に入った。佐藤幸椰は45位、小林潤志郎が47位、佐藤慧一が48位だった。
オスロでの2試合目は、3月12日(日)16:30(日本時間 翌0:30)から開催される予定だ。
W杯総合ランキングでは、ハウヴォル=エグナー・グランルードが合計1,702点で引き続き首位、2位がダヴィド・クバツキ(1,388点)、3位が今日の勝者アンツェ・ラニセク(1,196点)となっている。
リザルト:W杯男子オスロ第1戦
RAW AIR 総合ランキング(18本中3本目が終わった現時点)
スキージャンプW杯男子総合ランキング
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。