01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ワールドカップ・ヴィリンゲン大会(ドイツ)の最後となる男子個人 第2戦が2月5日(日)に行われ、ノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードが優勝して連勝を飾った。グランルードは最近の強さを今日も発揮して、2位の小林陵侑に20点もの差をつけた。3位は同じくノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデだった。
ミューレンコップフ・シャンツェには雨の中、1万7千人の観客が集まり、ハウヴォル=エグナー・グランルードの大ジャンプ・ショウを目の当たりにした。
グランルードにとってはワールドカップ(W杯)通算22勝目だった。絶好調のグランルードは向かうところ敵なしのようだが、本人は否定している。「僕が負け知らずなんてことは絶対に無い。今日の2本目は2位だったし。なるべく多くのジャンプを飛ぶことが、今の僕にとってはさらに有利になる。僕のジャンプは高いレベルで好調だし、とても嬉しい。このジャンプ台がすごく好き。特にこの場所で僕は一番多く優勝しているから、 最も好きなジャンプ台の一つ。それでも、ジャンプごとに感触が少しずつ違うから、自分のテクニックは常に磨いていかなくては。ヴィリンゲンはちょっと過小評価されているような印象を持つ。盛り上がりは本当に素晴らしいし、とっても多くのファンが来てくれる。僕の両親も今週末の大会を観にここに来てくれて、素晴らしい時間を過ごしたみたい。ビールのコーナーでもね。次のアメリカ大会も楽しみにしている。アメリカのジャンパー達から、素敵な場所だと聞いている。そこでも良いジャンプを見せることができたら嬉しい。それに、ジャンプ台でパーティがあったり、素晴らしい観客が集まったりして、思い切りアメリカらしくなったらいいな。ヴィリンゲンの今週末の大会に感謝したい」と、参戦した全3試合で優勝したグランルードは話した。
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2位には小林陵侑が入賞した。小林は1本目ではまだ7位だったが、ファイナルラウンドでミラクルジャンプを収めて2位まで浮上した。
小林陵侑は、「ヴィリンゲン大会は、たくさんのお客さんが来てくれて素晴らしい週末だった。僕のジャンプは毎日うまくいった。最後のジャンプがこんなにうまくできて嬉しい。僕の目標はいつも、自分のベストジャンプを見せること。次は僕にとって初めてのW杯アメリカ大会だから楽しみにしている」と話した。
ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデは3位となり、2022年3月のオスロ戦で驚きの勝利を飾って以来の表彰台入りを遂げた。
タンデは好成績を喜んで、「今日の自分のパフォーマンスにとても満足している。予選では2回ともとてもうまくいってたんだけど、今日は試合でも良いところが出せた。表彰台に上がれてとても嬉しい。今日の2本目はサッツのタイミングがちょっと遅かったから、もっとうまくできても良かったとは思う。それでもこのぐらいのパフォーマンスがこれからも試合で出せるようにしたい。信じられないぐらい好調のハウヴォル=エグナーがチームにいることは、僕たちにとって良いことだと思う。上位にいるジャンパーがいないと、良いパフォーマンスを出すのがもっと難しいと思う。今はアメリカ大会を楽しみにしている。レイクプレシットは本当に良さそう。アメリカで20年ぶりに開催されるW杯に参加することができて素晴らしい。アメリカでも僕たちが今日のような成績を出せたら嬉しい」と話した。
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今日の4位はオーストリアのマヌエル・フェットナー、スロベニアのジガ・イェラーとドーメン・プレウツが5位・6位に続いた。
ポーランドのピオトル・ジワが7位、オーストリアのミヒャエル・ハイボックが8位、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーが9位、そしてスロベニアのティミ・ザイツがトップテンを締めくくった。
スイスのシモン・アマンは28位でW杯ポイントを獲得し、アメリカのアンドリュー・ウアラウプも26位でポイント獲得を果たした。
日本チームからは2位の小林陵侑の他に、中村直幹が16位、二階堂蓮が27位に入った。竹内択は46位だった。
ほとんどのチームは、明日の朝に直接ヴィリンゲンから次のW杯開催地となるレイクプレシットに移動することになっている。
来週末のアメリカ大会では3試合(個人戦2試合、スーパーチーム戦1試合)が予定されている。
リザルト:W杯男子ヴィリンゲン大会 男子個人戦2
スキージャンプW杯男子 総合ランキング
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。