01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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2月5日(日)、ワールドカップ・ヴィリンゲン大会(ドイツ)で女子個人第2戦が行われ、日本女子が圧倒的強さで上位3位を独占した。
伊藤有希が優勝、2位は初表彰台の丸山希、3位は高梨沙羅だった。4位はカナダのアビゲイル・ストレートだった。
伊藤有希(29歳)は、前回2017年のオスロ戦での勝利から約6年ぶりに、満を持してワールドカップ(W杯)優勝を飾った。伊藤はヴィリンゲン大会初日の男女混合団体戦で、すでに154.5mの大飛翔を見せてセンセーションを巻き起こしていた(飛距離が伸びすぎて着地では立てなかった)。
伊藤は待ちに待った勝利を飾り感動した様子で、「こんな良い日になるとは想像もしていなかった。日本勢だけで表彰台を独占することができた。素晴らしい日になった。頑張ってずっと続けきて、とにかくまた表彰台に上がりたいと思っていた。この素晴らしい試合を支えてくれた皆さんに大きな感謝の気持ちを届けたい」と、喜びを伝えた。
スキージャンプ女子では、同じ国の選手3人が表彰台を独占した試合は今回で3度目となった。これまでにはドイツ女子と、スロベニア女子が上位3位独占を果たしている。
2019年のコンチネンタルカップ女子リレハンメル大会(ノルウェー)で、すでに同じメンバーで高梨沙羅 、伊藤有希、丸山希 の順で表彰台を独占した経験がある。
丸山希は初めてのW杯表彰台入りを遂げ、「信じられないぐらい嬉しい。今日は最高の喜びを味わっている。もちろん条件に恵まれたお陰でもある」と、謙虚に喜びを伝えた。
高梨沙羅は、「今週末初めてこのジャンプ台でジャンプした。ヴィリンゲン大会での成績にとても満足してる。今日は風が色々な方向から吹いてきて難しかった。それでも、特にこういう難しい条件の時こそ、私達は強さを発揮してきた」と、試合後のインタビューで説明した。
カナダのアビゲイル・ストレートが4位、オーストリアのキャラ・クロイツァーが5位、スロベニアのエマ・クリネッチが6位、ドイツの二人セリーナ・フライタークとカタリーナ・アルトハウスが7位・8位に並び、フランスのジョゼフィーヌ・パニエが9位となり、上位3人の日本勢の後に、5カ国からの選手が続いた。日本からは勢籐優花も10位でトップテン入りした。
フィンランドのジェニー・ラウチオナホは、1本目のジャンプの後に転倒して、救急車で病院に運ばれた。ラウチオナホはすでに検査を終えて、再び病院から戻ってきた。かすり傷数カ所と、数針縫う怪我が一ヶ所で、大怪我にならずに済んだ。
W杯女子総合ランキングでは、オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(今日は13位)が引き続き首位につけている。
W杯女子の試合は、来週末のヒンツェンバッハ大会(オーストリア)へと続く。
リザルト:スキージャンプW杯女子ヴィリンゲン大会 個人戦2
W杯女子 総合ランキング
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。