01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
ワールドカップ・ヴィリンゲン大会(ドイツ)で2月4日(土)男子個人1試合目が行われ、ハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が優勝した。ヒルサイズ147mのミューレンコップフ・シャンツェでグランルードは149.5mと138mのジャンプで計296.6ポイントを獲得して、スロベニアのアンツェ・ラニセク(150mと138m、計293.9ポイント)を2位に、ポーランドのダヴィド・クバツキ(147mと137m、計281.3ポイント)を3位に抑えた。
この冬圧倒的な強さを見せているグランルードは、会場で両親が見守る中、今日も絶好調だった。
グランルードはワールドカップ(W杯)通算21勝目を決め、「僕の両親は今シーズン、オーバーストドルフ戦、ガルミッシュ・パルテンキルヘン戦、ビショフスホーフェン戦、そして今回のヴィリンゲン大会に来てくれた。見に来てくれた4試合の全てで勝つことができたから、両親が運を呼んでくれたんだと思う。今日ここで飛ぶのは本当に素晴らしかった。お客さんが早く集まってくれて、女子の試合でもたくさん観客がいて、素晴らしいかった。全体的に今日はとても良い一日になった。
今日はアンツェ(ラニセク)におめでとうと言いに行った。今日の僕のジャンプは本当にすごく良い感触だったけど、それにわずか2.7点差でついてきて、ちょっと驚いた。アンツェは今日素晴らしいパフォーマンスを見せたと思う。本当にハイレベルな闘いだったから、もし今日彼が勝ったとしても、とにかく黙って脱帽していたと思う」と話した。
26歳のグランルードは、W杯総合得点で現在1,416ポイントをマークして、ポーランドのダヴィド・クバツキ(1,264ポイント)を2位に抑えて首位につけている。
クバツキは、「ハウヴォル(グランルード)がW杯総合首位についていることについて、まだまだ試合は残っているし今のところ自分としては問題ないと思っている。僕はちょっとの間、調子がうまく上がらないこともあったけど、シーズンは長いからね。全ての選手に言えることだと思うけど、こんなに長いシーズンの間では、時として疲れが出たり、ジャンプに課題が残ることはあるはず。今は正しい方向に向かっているのが分かってとにかく嬉しい。さっきも言ったけど、シーズンはまだ続くし、最後まで闘い抜くつもり。結果がどうなるかはその時にならないと分からない」とインタビューに答え、「自分のパフォーマンスに満足している。先週末に比べると今日は一歩前進できた。それが現時点で言えるポジティブなことだと思うし、本当に嬉しく思う。ジャンプの改善点はまだあるし、もっと良くなるはずだとは思うけど、今はとにかく一歩ずつ前進していくという哲学にのっとって励んでいく。今日のジャンプは良いベースになると思うし、今日からまたもっと改善できるように頑張っていける」と付け加えた。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。