01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ男子バート・ミッテルンドルフ大会で1月29日(日)にスキーフライング第2戦が行われ、28日(土)に続きノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードが連勝を飾った。太陽の輝く理想的な天候条件のもと、グランルードはスロベニアのティミ・ザイツを2位に、オーストリアのシュテファン・クラフトを3位に抑え優勝した。
グランルードは234mと235mの大飛翔で455.5ポイントを獲得した。
ティミ・ザイツは4.1点足らず(451.4ポイント)で2位、クラフトはザイツに5点差(446.4ポイント)で3位となった。
これでグランルードはワールドカップ(W杯)総合で1,316ポイントとなり、総合2位のダヴィド・クバツキ(ポーランド、1,204ポイント) に112点まで差を広げただけでなく、スキーフライングW杯総合でも現在満点の200ポイントをマークして首位につけている。
グランルードは、「今週末は僕にとって素晴らしいものになった。総合首位の黄色いゼッケンをめぐる闘いはまだ終わっていない。ダヴィド・クバツキがまた彼のベストジャンプを見せて首位闘いに戻ってくると思っている」と話し、「今は次のヴィリンゲン大会を楽しみにしている。シュテファン・ライエ(ドイツ)と話したら準備は全て整っているとのこと。ヴィリンゲンは僕の好きなジャンプ台の一つだし、そこでも今週末のクルムでのようにうまく飛べると嬉しい」と、意欲を見せた。
グランルードにとっては、W杯通算20勝目、スキーフライングでは2勝目となった。
3位入賞のシュテファン・クラフトは、通算89回目の表彰台入りとなった。これでクラフトは、 グレゴア・シュリレンツァウアーが持っていた表彰台数88回のオーストリア記録を更新した。
クラフトは、「夢のような週末だった。ジャンプはほとんど全部が230m台まで伸びて、本当に楽しかった」とORF(オーストリア国営テレビ)のインタビューに喜びを伝えた。
アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)は、また自分のベストフォームにどんどん近づいてきている。今日は4位で、ドイツ勢トップとして表彰台にも手が届きそうだった。
ヴェリンガーは、「とても満足している。自分の良いジャンプを試合で出すことができた。ただ今日は他の3人がとにかく強かった。進んでいる道は間違っていないし、この方向で引き続きやっていく。ヴィリンゲン大会をとても楽しみにしている」と語った。
ヴェリンガーが最後に表彰台に上がったのは2018年のフィンランド、ルカ大会だった。
ヤン・ホアル(オーストリア)が5位、ピオトル・ジワ(ポーランド)が6位、マヌエル・フェットナー(オーストリア)が7位だった。
日本チームからは、小林陵侑が13位、中村直幹が18位、佐藤幸椰が30位に入った。
ウクライナのYevhen Marusiak (22歳)は210mと200mのジャンプで26位となり、初めてのW杯ポイント獲得を喜んだ。
スキージャンプW杯は男女とも来週末のヴィリンゲン大会(ドイツ)へと続く。
リザルト:W杯男子バート・ミッテルンドルフ第2戦(2023.01.29)
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。