01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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3試合が行われるワールドカップ男子札幌大会(北海道)で1月21日(土)に第2戦が行われ、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。 手に汗握るファイナルでクラフトは、ノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルードと前日の勝者小林陵侑を抑えた。ワールドカップ総合首位のダヴィド・クバツキ(ポーランド)は4位だった。
ファイナルラウンドでクラフトは、小林陵侑からものすごいプレッシャーを受けることになった。小林は1本目では11位だったが、ファイナルでは完璧なジャンプを決め良い条件にも恵まれて8つも順位を上げる猛追を見せた。グランルードとクラフトだけが小林を抑え、1・2位につけた。
クラフトにとっては札幌の大倉山シャンツェで通算4勝目となる勝利となった。「本当に本当に嬉しい。今日の僕のジャンプはすごくうまくいったし、札幌戦ではとにかくいつも運も不可欠だけど、それにも恵まれた。僕は今日かなり攻撃的に出たし、明日行われる3試合目でも同じように臨むつもり。このジャンプ台とアイストラックはとにかく素晴らしい」と、クラフトは喜びを伝えた。
クラフトはこれでワールドカップ(W杯)通算27勝、87回目の表彰台入りとなった。
ハウヴォル=エグナー・グランルードは、「今日の自分のジャンプにとても満足している。昨日からいくつかのことを変えてみた。今日見せられたパフォーマンスに本当に満足している。昨日は助走ポジションでちょっと攻撃的に出過ぎてしまった。その点は今日は良くなった」と、話した。
今日の成績でグランルードは、W杯総合ランキング首位のダヴィド・クバツキ(今日は4位)との総合得点差を104点差に縮めることができた(クバツキ:1,140点、グランルード:1,036点)。
それでもクバツキのリードはまだゆるがず、日曜の第3戦の後でも総合首位の座を守って札幌を旅立つことは確実だ。
オーストリアチームからはクラフトの他にもダニエル・チョフェーニックとマヌエル・フェットナーが5位・6位に続き、優秀な団体成績を収めた。
アンドレアス・ヴェリンガーは7位で今日のドイツ勢のトップだった。
ポーランドのカミル・ストッフとピオトル・ジワは8位・9位に並んだ。
予想以上の健闘を見せたザク・モーゲル(スロベニア)が10位でトップテン入りを遂げた。
時として激しい風の吹く中の予選で、ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー)、中村直幹、佐藤幸椰など、何人かのトップ選手が本戦への出場を果たせなかった 。
札幌大会の最終戦となる第3戦は1月22日(日)の早くも2:00(日本時間10:00)から開催される予定だ。
予選は0:30(日本時間 8:30)からスタートすることになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。