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W杯男子札幌第1戦 小林陵侑が驚きの勝利

作成: 20.01.2023 10:43 / ac

3試合が予定されているワールドカップ男子札幌大会(北海道)で1月20日(金)に第1戦が行われ小林陵侑が予想以上の健闘を見せ優勝した。小林は135mと130mのジャンプで合計271.5ポイントを獲得して、ポーランドのダヴィド・クバツキ(264.3ポイント)を2位に、ノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルード(262.2ポイント)を3位に抑えた。

小林陵侑は、「こうなるとは思ってもいなくて、本当に驚いた。この2週間、ここ札幌でトレーニングできたことも有利な条件となったと思うし、こういう日にこそ必要な運にも恵まれた」と説明した。
2021/22シーズンに総合優勝を飾った小林陵侑だが、今シーズンに入ってからはこれまでの自己ベストが7位と伸び悩んでいたため、なおさら今日の勝利が喜ばしいものになった。小林にとってはワールドカップ(W杯)通算28勝目、2022年2月27日ラハティ戦(フィンランド)以来の勝利となった。

 

今日の2位・3位は、この冬圧倒的強さを見せているダヴィド・クバツキとハウヴォル=エグナー・グランルードだった。
今季競り合っているクバツキとグランルードの差は1.7ポイントだった。
Ryoyu Kobayashi

 

それにより、クバツキのW杯総合得点は1,090ポイントとなり、総合ランキング2位のグランルード(956ポイント)との差をまた少し広げた。
Ryoyu Kobayashi

 

ここ数週間好調のカミル・ストッフは、今日は4位で引き続き安定した結果を収めた。
シュテファン・クラフト(オーストリア)が5位、その後にスロベニアの二人アンツェ・ラニセクとティミ・ザイツが続いた。
ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは8位、ダニエル=アンドレ・タンデは9位、スイスのグレゴア・デシュヴァンデンは10位でトップテン入りを喜んだ。
Dawid Kubacki

 

札幌大会の2試合目は、21日(土)8:00(日本時間16:00)から開催される予定だ。
Halvor Egner Granerud

 

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

 

統計

最長不倒
137.0m
Kubacki, Dawid (POL)
最短ジャンプ
100.0m
Harada, Yumu (JPN)
平均飛距離
120.6m
K点越えジャンプ
58.8%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
7
Österreich
Kobayashi, Ryoyu
27.02.22
Lahti
Japan
17.09.22
Nikaido, Ren (JPN) Rasnov