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W杯女子リュブノ第2戦 ピンケルニッヒVでシルベスターツアー制覇

作成: 01.01.2023 20:24 / hn

オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒは、第2回ジャンプ女子シルベスターツアーの総合優勝を飾った。全4試合からなるシルベスター(大晦日)ツアーで3勝目を挙げたピンケルニッヒは快勝を決めた。ヒルサイズ94mのノーマルヒルで元旦に行われたワールドカップ(W杯)女子リュブノ大会(スロベニア)第2戦で、ピンケルニッヒは93.5mと89.5mのジャンプで合計253.4ポイントをマークして、W杯通算7勝目を飾った。前日の勝者アンナ=オディーヌ・ストローム(ノルウェー)は今日は91.5mと88m、計250.4ポイントで2位だった。ドイツのセリーナ・フライタークは2本とも88.5mで246ポイントを獲得して3位となり、初のW杯表彰台入りを果たした。

カナダのアレクサンドリア・ルティットは自己最高の4位となった。同じくカナダのアビゲイル・ストレイトは、8位でトップテン入りを果たした。

スロベニアチームからは、ニカ・クリツナーとエマ・クリネッチが5位と9位に入った。

ウルサ・ボガタイ(スロベニア)が大転倒して今日の試合に影を落とした。ボガタイは1本目で89.5mまで伸ばした後、起き上がれないほど激しく転倒した。左の膝の怪我が疑われ、担架でリュビュリャナの病院に運ばれたと、スロベニアのテレビ局「RTV Slovenija」が伝えた。


イタリアのララ・マルシーナは、1本目では3位につけていたものの、2本目ではそれほどはうまくいかず6位になったが、それでも彼女にとっては今季自己ベストだった。

ドイツのアンナ・ループレヒトは7位で引き続き好調だった。

 

日本のトップはまたも高梨沙羅で10位だった。

他には、丸山希が13位、伊藤有希が15位、勢籐優花が18位、宮嶋林湖が34位だった。

 

ドイツのカタリーナ・アルトハウスは14位、ルイザ・ゴルリッヒは22位だった。

 

オーストリア勢は他にもマリタ・クラマーが16位、キャラ・クロイツァーが17位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーは23位でW杯ポイントを獲得した。


スイスの小さなチームは、シーナ・アーネット(27位)とエミリー・トロッツァが初めてのトップ30入りを果たして喜んだ。トロッツァは29位で2点を獲得し、初のW杯ポイントを勝ち取った。

ダニエラ・ハラランビー(ルーマニア)はラッキールーザーとして2本目に進み、最終的に20位となった。


2022/23年 シルベスターツアー総合トップ3

1位 エヴァ・ピンケルニッヒ(1,030.3ポイント)

2位 アンナ=オディーヌ・ストローム(1,004.0ポイント)

3位 ニカ・クリツナー(980.3ポイント)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
93.5m
Pinkelnig, Eva (AUT)
最短ジャンプ
74.0m
Komar, Tinkara (SLO)
Mesikova, Tamara (SVK)
平均飛距離
82.6m
K点越えジャンプ
45.6%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
4
Österreich
Deutschland
Slowenien
Japan
Pinkelnig, Eva
29.12.22
Villach
Österreich
29.12.22
Pinkelnig, Eva (AUT) Villach