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W杯女子リュブノ第1戦 ストロームが初優勝、高梨5位

作成: 31.12.2022 20:02 / ac

12月31日(土)、ワールドカップ女子シルベスターツアーの3試合目となるリュブノ大会(スロベニア)第1戦が開催され、ノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームがワールドカップ初優勝を祝った。ヒルサイズ94mのリュブノ・ノーマルヒルで24歳のストロームは、トップ選手エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)とカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)を抑えて優勝した。

今日の試合までにストロームは2位には3回入ったことがあった。今日は満を持しての初優勝となった。

それでも今日の勝利はギリギリで、2位のエヴァ・ピンケルニッヒとの差はわずか0.9点だけだった。

30日(金)に行われた予選ではピンケルニッヒは29位と苦戦したが、今日はまた強いパフォーマンスを見せて2位となり、シルベスター(大晦日)ツアー総合と、ワールドカップ(W杯)女子総合の首位の座を更に強固なものとした。

Eva Pinkelnig

 

W杯総合では現在ピンケルニッヒが616ポイントで首位、カタリーナ・アルトハウスが509ポイントで2位に続いている。

Anna Odine Stroem

 

シルベスターツアー総合ランキングでは元旦の最終戦を前に、ピンケルニッヒが776.9ポイントで首位、アンナ=オディーヌ・ストロームが753.6ポイントで2位、カタリーナ・アルトハウスが740.7ポイントで3位となっている。

 

34歳のピンケルニッヒは、「すごくすごく僅差だったけど、アンナ(ストローム)の初優勝は私もとても嬉しい。試合で実力を発揮することができている今は、とにかく信じられないぐらい順調」と、2位入賞を喜んだ。


スロベニア勢のトップはエマ・クリネッチで4位、ニカ・クリツナーは6位だった。

 

その間の5位に日本勢のトップとして高梨沙羅が入った。

勢籐優花は10位でトップテン入り、伊藤有希が19位、丸山希が20位、宮嶋林湖が25位となった。


シルベスターツアー4試合目であり最終戦となるリュブノ元旦ジャンプは、1月1日(日)16:30(日本時間 翌0:30)から始まる予定だ。

総合優勝者には2万スイスフラン(約280万円)の特別賞金が贈られることになっている。

シルベスターツアー総合ランキング

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
94.0m
Freitag, Selina (GER)
最短ジャンプ
75.5m
Cieslar, Paulina (POL)
Ambrosi, Martina (ITA)
平均飛距離
84.5m
K点越えジャンプ
66.2%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Stroem, Anna Odine
-
Norwegen
29.12.22
Granerud, Halvor Egner (NOR) Oberstdorf