作成: 09.12.2022 15:17
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FIS(国際スキー連盟)ワールドカップ・ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)で12月9日(金)、男子個人第1戦が行われ、スロベニアのアンツェ・ラニセクが優勝した。2位はワールドカップ総合首位のダヴィド・クバツキ(ポーランド)、3位はドイツのカール・ガイガーだった。
最終的にラニセクは、
ダヴィド・クバツキに1.3点差で勝利を決めた。1本目では5位だったクバツキは2位まで追い上げた。
クバツキは、「1本目ではミスをおかしてしまって悔しい。その後の2本目では本当に良いジャンプを決めることができて嬉しい。今は日曜の試合を楽しみにしている。このジャンプ台で140m級のジャンプを飛べるのがとても楽しい」と話した。
クバツキはワールドカップ(W杯)総合得点で370ポイントをマークして首位につけており、今日の勝者ラニセクが336ポイントで続いている。
ラニセクは、「このノイシュタットのジャンプ台がずっと前から好き。昔はいつもここのCOC(コンチネンタルカップ)に喜んで参加していた。去年のW杯ノイシュタット大会では2回とも2位だったから、今日やっと優勝することができて嬉しい。今は本当に好調だという自覚があるし、自信もついてきている」と、勝利後のインタビューに答えた。
前年のノイシュタット大会で両試合とも優勝した
カール・ガイガーが、今季自己最高の3位につけたのはいささか驚きだった。
ガイガーは、「今日表彰台入りを果たせるとは思っていなかった。本当に良いジャンプを出せば最上位についていけるということが分かって、今日の結果はとても自信になった。大会を準備してくれた方々に脱帽。このジャンプ台をここまで立派に仕上げてくれて信じられない」と、感謝を伝えた。
ミヒャエル・ハイボックは4位で、今日のオーストリア勢トップだった。W杯通算5勝(最終は2016年)のハイボックは、目を見張る復調を見せている。
グランルード 首位から5位に
2020/21シーズンではW杯総合優勝を飾ったグランルードだが、今日は「60〜70m地点で攻撃的に出過ぎてしまった。それでスキー板がちょっと下を向いてしまって、思ったよりも早めに着地してしまった」と、説明した。
12月10日(土)には男女混合団体戦が、そして11日(日)には女子と男子の個人戦がそれぞれ予定されている。
W杯ティティゼー=ノイシュタット男子第1戦(2022.12.9):リザルト
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Anze Lanisek
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
Dawid Kubacki