01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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3月6日(日)、ワールドカップ女子オスロ大会で2試合目の個人戦が開催され、高梨沙羅がワールドカップ通算63勝目を祝った。RAW AIRノルウェーツアーの総合優勝は、今日4位だったニカ・クリツナー(スロベニア)が果たした。
名高いホルメンコーレン・ジャンプ台で行われたRAW AIRの最終戦は、日本勢とスロベニア勢が上位4位を占めて、激しい接戦となった。
高梨沙羅は1本目で130mまで伸ばして首位につけ、2本目では128mのジャンプを収めて、4.6点差でスロベニアのウルサ・ボガタイを2位に抑えた。
北京五輪で金メダリストとなったボガタイは、127mと130.5mのジャンプを決めた。
これで高梨は、最近参戦した5試合のうち3試合で優勝したことになる。6日(日)の試合で、25歳の高梨は63回目のワールドカップ(W杯)優勝を達成して、歴代最多勝利記録を更に伸ばした。
3位を巡る日本対スロベニアの一騎打ちは、伊藤有希に軍配が上がった。今日の伊藤は、昨シーズンW杯総合優勝を果たしたニカ・クリツナーを1.4点差で抑え、3位に入った。
クリツナーには、この試合でぜひとも達成したい目標があった。それはRAW AIR総合首位の座を守ることだった。今日の試合が始まる前にクリツナーは、チームメイトのウルサ・ボガタイに約50点差をつけて既にRAW AIR総合1位となっていた。21歳のクリツナーは、今日は高梨に10.7点差で4位となり、マーレン・ルンビュに続くRAW AIR総合勝者となった。今季は参戦していないマーレン・ルンビュ(ノルウェー)だが、これまでの2回ともRAW AIR総合優勝を遂げている。
日本チームからは表彰台入りを果たした二人以外にも、勢藤優花が12位、岩渕香里が20位に入り、岩佐明香は31位だった。
日本とスロベニアのジャンパー以外では、オーストリアからもトップテンに3人が入って納得の成績を収めた。W杯個人総合首位のマリタ・クラマーは今日は5位だった。
今シーズンはあとオーバーホーフ大会での2試合を残すばかりとなった現在、W杯総合得点でクラマーは2位のクリツナーに195点の差をつけている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。