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W杯男子オスロ個人第1戦 リンドヴィクがホームで優勝

作成: 05.03.2022 21:55 / sk

3月5日(土)、国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ・オスロ大会で男子個人戦が行われ、開催国ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが優勝した。北京五輪で金メダリストとなったリンドヴィクが、今日は理想的な天候条件に恵まれたホルメンコーレン・ジャンプ台にて、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーと、ロバート・ヨハンソン(ノルウェー)を抑えて勝利をつかんだ。

オスロ大会では今日、男子個人戦の前に女子個人戦が行われ、同じくノルウェーのシルイェ・オプセッツが優勝を飾ったばかりで、その3時間後にはリンドヴィクによって更なる勝利がノルウェーチームにもたらされた。

リンドヴィクは、「ホルメンコーレンで優勝できるというのは、本当に特別なこと。世界中からファンが集まってくれて、会場の雰囲気が素晴らしかった。ここはとにかくスゴイ場所」と、感動を伝えた。

今日の勝利は23歳のリンドヴィクにとってワールドカップ(W杯)7勝目だった。

Marius Lindvik, Robert Johansson

 

マルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ)は、「今日は本当に良い試合だった。普段は風や霧が出ることが多いホルメンコーレンだけど、それでもこのジャンプ台が好き。今日は天候条件も最高だったし、すごくフェアな試合だった」と、2位入賞を喜んだ。

Markus Eisenbichler

 

開催国ノルウェーからはロバート・ヨハンソンも3位で表彰台入りを遂げ、ダニエル=アンドレ・タンデが4位に続き、フレデリック・フィルムスタットとヨハン=アンドレ・フォアファングも9位・10位に並んで、圧倒的な団体成績を収めた。

 

ツェネ・プレウツ(スロベニア)が5位、小林陵侑は6位、カール・ガイガー(ドイツ)が7位、シュテファン・クラフト(オーストリア)が8位だった。

 

日本チームからは他に、佐藤慧一が28位、佐藤幸椰が30位に入った。伊東大貴は34位、小林潤志郎は38位、中村直幹は46位だった。

 

現在W杯個人総合首位の小林陵侑は1,442ポイントとなり、総合2位のカール・ガイガー(1,375ポイント)との差を67点と、また少し広げた。

「RAW AIRノルウェーツアー」の総合得点では、シュテファン・クラフトが806点で、2位の小林陵侑(790.9点)を抑えて首位の座を守った。カール・ガイガーは779.3点でRAW AIR3位につけている。

 

RAW AIRの最終戦は同じくオスロにて、6日(日)に開催される。

予選が14:00(日本時間22:00)から、本戦は15:45(日本時間23:45)から予定されている。

 

全リザルト

RAW AIR 総合ランキング

W杯男子:総合成績

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
132.0m
Prevc, Cene (SLO)
Geiger, Karl (GER)
最短ジャンプ
110.0m
Polasek, Viktor (CZE)
平均飛距離
123.1m
K点越えジャンプ
86.4%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
7
Norwegen
Lindvik, Marius
30.01.22
Willingen
Norwegen
27.02.22
Granerud, Halvor Egner (NOR) Lahti