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W杯女子オスロ個人第1戦 オプセッツがV、高梨3位

作成: 05.03.2022 15:45 / sk

3月5日(土)、ワールドカップ・オスロ大会で女子個人第1戦が行われ、開催国ノルウェーのシルイェ・オプセッツが優勝した。輝く日差しの中、理想的な天候条件に恵まれた今日のホルメンコーレン・ジャンプ台で、22歳のオプセッツはワールドカップ初優勝を飾った。今日の2位は「RAW AIRノルウェーツアー」総合成績で首位につけているニカ・クリツナー(スロベニア)、3位は日本の高梨沙羅だった。

 

94試合目のワールドカップ(W杯)でようやく初めての勝利を挙げたオプセッツは、「ワールドカップ初優勝を祝うのに、ここより良い場所はないし、こんな最高な日はない」と、喜んだ。オプセッツはこれまでにW杯で6回2位になっているが、今日ついに初優勝を遂げた。

Sara Takanashi

 

現在RAW AIR総合首位のニカ・クリツナー(スロベニア)は、今日の試合で2位につけ、RAW AIR総合首位の座を更に強固なものとした。クリツナーは現時点で1,217.1ポイントをマークしており、RAW AIR総合2位に続くチームメイトのウルサ・ボガタイに49点差、3位の高梨沙羅に50点差となっている。

 

今日の試合で日本チームからは高梨沙羅が3位、伊藤有希が6位でトップテン入りを果たし、岩渕香里が16位、勢藤優花が20位、岩佐明香(はるか)が27位に入った。

 

スロベニアのウルサ・ボガタイが4位、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが5位、W杯総合首位のマリタ・クラマー(オーストリア)は7位だった。

Nika Kriznar

 

クラマーはW杯個人総合得点で合計1,181ポイントを獲得して、引き続き首位につけている。ニカ・クリツナー(981ポイント)がちょうど200点差で2位、ウルサ・ボガタイが871ポイントで3位に続いている。

今季のW杯女子の試合はあと3試合残されており(オスロで1試合、オーバーホーフで2試合)、マリタ・クラマーが今シーズンのW杯総合優勝を飾る見通しは明るくなっている。

 

女子オスロ大会では6日(日)にもう1試合、ホルメンコーレンでの個人戦が予定されている。日曜に行われる予選の1本と本戦2本のジャンプの成績によって、誰が2022年RAW AIRを制するかが決まる。そして誰が、これまでで最高金額となる4万5千ユーロ(約565万円)の賞金を手にするかが決まることになる。2位の選手には2万5千ユーロ、3位には1万ユーロの賞金が授与される。

 

全リザルト

RAW AIR 女子:総合ランキング

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
131.5m
Opseth, Silje (NOR)
最短ジャンプ
83.0m
Maurer, Nicole (CAN)
平均飛距離
111.2m
K点越えジャンプ
29.4%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Slowenien
Japan
Opseth, Silje
-
Norwegen
27.02.22
Granerud, Halvor Egner (NOR) Lahti