01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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3月2日(水)の夜、「RAW AIRノルウェーツアー」の初戦となるワールドカップ女子リレハンメル大会・個人第1戦が行われ、高梨沙羅が優勝した。ワールドカップ最多勝利記録を持つ高梨は、ヒルサイズ140mのリレハンメル・ラージヒルで、スロベニアの2人ニカ・クリツナーとウルサ・ボガタイを2位・3位に抑えて勝利をつかんだ。本戦の前に行われたプロローグで1位になったクリツナーが、現時点でRAW AIR総合ランキング首位につけている。
ワールドカップ(W杯)通算62勝目を飾った高梨沙羅は、「この勝利はものすごく嬉しい。今は言葉にするのが難しいほど」と、話した。高梨にとっては今季2勝目で、1勝目はスロベニア・リュブノ大会の元旦ジャンプで飾った。「オリンピックの後ですごく緊張していたから、今回どういう風になるのか分からなかった。それでも、ここは大好きな場所だし、今日はとてもうまくいったので、本当に嬉しい」と、喜びを伝えた。
今日の午後に行われたプロローグで1位になったニカ・クリツナー(スロベニア)は、本戦で2位となり、現在「RAW AIR」総合で首位につけている。
クリツナーは、「満足してはいるけれど、1本目は着地で下手なミスをしてしまって全然うまくいかず、大事なポイントを失ってしまったのが悔しい。でも、もうそれはそれとして切り替えて、今は明日の試合を楽しみにしている」と話した。
「RAW AIR」総合成績では、現在クリツナーが418.2ポイントで首位、高梨は413.1ポイントで2位に続いている。
3位は北京五輪で金メダル2冠を達成したウルサ・ボガタイだった。今日のボガタイは1本目ではまだ首位につけていたものの、2本目で2つ順位を下げた。
W杯総合首位のマリタ・クラマー(オーストリア)は4位、地元ノルウェーのシルイェ・オプセッツが5位、伊藤有希が6位、スウェーデンのフリーダ・ヴェストマンが7位となった。
日本チームからは他にも、勢藤優花が21位、岩渕香里が22位、岩佐明香(はるか)が24位に入った。
ドイツ勢のトップは16位のルイザ・ゴアリッヒだった。新型コロナウィルスに感染して欠場していたドイツのユリアーネ・サイファートとカタリーナ・アルトハウスは明日からドイツチームに戻ってくる予定だ。
女子RAW AIRの第2戦は、3月3日(木)19:30(日本時間 翌3:30)から、同じくリレハンメルにて開催されることになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。