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W杯女子リレハンメル第1戦 高梨沙羅が優勝!

作成: 02.03.2022 22:20 / sk

3月2日(水)の夜、「RAW AIRノルウェーツアー」の初戦となるワールドカップ女子リレハンメル大会・個人第1戦が行われ、高梨沙羅が優勝した。ワールドカップ最多勝利記録を持つ高梨は、ヒルサイズ140mのリレハンメル・ラージヒルで、スロベニアの2人ニカ・クリツナーとウルサ・ボガタイを2位・3位に抑えて勝利をつかんだ。本戦の前に行われたプロローグで1位になったクリツナーが、現時点でRAW AIR総合ランキング首位につけている。

ワールドカップ(W杯)通算62勝目を飾った高梨沙羅は、「この勝利はものすごく嬉しい。今は言葉にするのが難しいほど」と、話した。高梨にとっては今季2勝目で、1勝目はスロベニア・リュブノ大会の元旦ジャンプで飾った。「オリンピックの後ですごく緊張していたから、今回どういう風になるのか分からなかった。それでも、ここは大好きな場所だし、今日はとてもうまくいったので、本当に嬉しい」と、喜びを伝えた。

Ursa Bogataj

 

今日の午後に行われたプロローグで1位になったニカ・クリツナー(スロベニア)は、本戦で2位となり、現在「RAW AIR」総合で首位につけている。

クリツナーは、「満足してはいるけれど、1本目は着地で下手なミスをしてしまって全然うまくいかず、大事なポイントを失ってしまったのが悔しい。でも、もうそれはそれとして切り替えて、今は明日の試合を楽しみにしている」と話した。

 

「RAW AIR」総合成績では、現在クリツナーが418.2ポイントで首位、高梨は413.1ポイントで2位に続いている。

 

3位は北京五輪で金メダル2冠を達成したウルサ・ボガタイだった。今日のボガタイは1本目ではまだ首位につけていたものの、2本目で2つ順位を下げた。

W杯総合首位のマリタ・クラマー(オーストリア)は4位、地元ノルウェーのシルイェ・オプセッツが5位、伊藤有希が6位、スウェーデンのフリーダ・ヴェストマンが7位となった。

Nika Kriznar

 

日本チームからは他にも、勢藤優花が21位、岩渕香里が22位、岩佐明香(はるか)が24位に入った。

 

ドイツ勢のトップは16位のルイザ・ゴアリッヒだった。新型コロナウィルスに感染して欠場していたドイツのユリアーネ・サイファートとカタリーナ・アルトハウスは明日からドイツチームに戻ってくる予定だ。

 

女子RAW AIRの第2戦は、3月3日(木)19:30(日本時間 翌3:30)から、同じくリレハンメルにて開催されることになっている。

 

女子リレハンメル第1戦:リザルト

RAW AIR総合ランキング

W杯女子:カレンダー

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
135.0m
Bogataj, Ursa (SLO)
最短ジャンプ
85.5m
Maurer, Nicole (CAN)
平均飛距離
110.7m
K点越えジャンプ
17.9%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Slowenien
Takanashi, Sara
01.01.22
Ljubno
Japan
27.02.22
Kobayashi, Ryoyu (JPN) Lahti