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W杯男子リレハンメル予選 フォアファングが予想外の1位

作成: 02.03.2022 19:00 / sk

国際スキー連盟(FIS)リレハンメル大会(ノルウェー)で3月2日(水)に予選が行われ、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが1位になった。ヒルサイズ140mのリレハンメル・ラージヒルにて、フォアファングはオーストリアの二人シュテファン・クラフトとマヌエル・フェットナーを2位・3位に抑えた。

予想以上の健闘を見せたフォアファングは、「今日1位になることができて、とても驚いている。僕は良い条件に当たったけど、最後の方に飛んだ選手達が飛んだ時はまた違うコンディションだった」と、説明した。

「RAW AIRノルウェーツアー」の総合成績は、リレハンメル大会とオスロ大会(3/4〜3/6)の予選と本戦の合計点で決まるが、今日1位だったフォアファングが現在首位につけている。

 

昨冬のRAW AIRは新型コロナウィルスの影響で中止となったが、その前の2019/20シーズンのRAW AIRで総合優勝を飾ったカミル・ストッフ(ポーランド)は今日も好調で4位となった。

 

ドイツ勢のトップは5位のコンスタンティン・シュミットだった。

 

ワールドカップ(W杯)総合上位の面々は難しい条件に苦戦して、ハルヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が8位、小林陵侑は12位、カール・ガイガーは14位に終わった。

 

RAW AIRの総合優勝者には6万ユーロ(約770万円)の賞金が用意されているが、全9本のジャンプのうち1本が終わった現在、首位のフォアファングと小林陵侑の差はちょうど12ポイントとなっている。

 

フィンランドのエートゥ・ノウシアイネンとスイスのグレゴア・デシュヴァンデンは15位・16位で上々の結果を収めた。

ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは、51位にわずか1.1点差で辛くも50位に入り、本戦進出を決めた。

 

日本からは12位の小林陵侑の他に、佐藤慧一が19位、小林潤志郎が26位、中村直幹が34位、伊東大貴は35位に続き、佐藤幸椰は37位で本戦への出場を決めた。

 

リレハンメル大会の男子個人戦は3月3日(木)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。

 

リレハンメル予選:リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
142.5m
Hoerl, Jan (AUT)
最短ジャンプ
91.5m
Polasek, Viktor (CZE)
平均飛距離
124.9m
K点越えジャンプ
75.0%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Kraft, Stefan
25.02.22
Lahti
Österreich
26.02.22
Lahti