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W杯ヴィリンゲン 混合団体戦 スロベニア圧勝、日本5位

作成: 28.01.2022 20:23 / sk
1
Slowenien
862.6
2
Norwegen
799.7
3
Österreich
779.5

このシーズン初めての男女混合団体戦が1月28日(金)、ドイツ・ヴィリンゲンで開催され、スロベニアチーム(エマ・クリネッチ、ツェネ・プレウツ、ウルサ・ボガタイ、アンツェ・ラニセク)が大差をつけて優勝した。スリリングな展開となったミューレンコップ・シャンツェでの試合で、スロベニアはノルウェーを2位に、オーストリアを3位に抑えた。

来週始まる北京オリンピックのゲネプロとも言える試合で、スロベニアチームは合計862.6ポイントを獲得して、2位のノルウェー(799.7ポイント)を引き離し圧勝した。これでスロベニアは、金メダルの有力候補として北京に臨むことになる。

スロベニアにとってはワールドカップ(W杯)男女混合団体戦で初めての勝利だった。スロベニア男子は2週間前のザコパネ団体戦でも優勝した。

スタートジャンパーとして勝利へのベースを作ったエマ・クリネッチは、「素晴らしい試合だった。とても楽しむことができたし、ものすごく嬉しい」と、喜びを伝えた。

Anze Lanisek, Ursa Bogataj, Ema Klinec, Peter Prevc

 

ノルウェーは、テア=ミンヤン・ビョルセッツ、ハルヴォル=エグナー・グランルード、シリエ・オプセッツ、マリウス・リンドヴィクというチーム編成だった。

シリエ・オプセッツは、「天候条件も良く、ジャンプ台も整備が行き届いていて、素晴らしい試合だった。今日ここでジャンプできることを存分に楽しんだ」と、ノルウェーチームを代表して話した。

 

オーストリアチームは、ノルウェーとドイツと共に長い間2位・3位・4位を争っていたが、最終的にオーストリアがドイツを0.9点差で抑え、3位入賞を決めた。

女子の中でダントツの成績を収めたマリタ・クラマーは、「こういう機会はなかなか無いから、今日ここで男子と一緒にジャンプすることができて本当に嬉しかった。このジャンプ台は素晴らしい。午前中はまだうまく調子がつかめていなかったけど、試合ではすごく良いジャンプを収めることができた」と、話した。

Marius Lindvik, Silje Opseth, Halvor Egner Granerud, Thea Minyan Bjoerseth

 

ドイツチームはオーストリアに僅差で越され4位となった。

ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーは、「相手がとても強かったから、今日の4位には満足して良いと思う。週末にまだ試合があるから、今はそれを楽しみにしている」と、試合後に説明した。

Stefan Kraft, Eva Pinkelnig, Marita Kramer, Daniel Huber

 

日本チームは伊藤有希、中村直幹、岩渕香里、佐藤幸椰の4人で臨み5位となった。

6位はポーランド、7位はフランス、8位はロシアだった。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。