01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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ワールドカップ女子クリンゲンタール大会(ドイツ)で、オーストリアのマリタ・クラマーが24時間のうちに2勝目を挙げた。ザルツブルク出身のクラマー(20歳)は、難しい条件の試合でもシルイェ・オプセッツ(ノルウェー)とカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)に差を広げ2連勝を祝った。
前日のクリンゲンタール第1戦では僅差で優勝したクラマーだったが、今日は2位のオプセッツに21.3点差、3位のアルトハウスには23.8点差で、圧倒的強さを見せた。
「今日はとても満足のいく一日となった。昨日よりずっと良いジャンプができた。ここクリンゲンタールのジャンプ台は本当にとても素晴らしくて、波に乗れるとスゴイ気分を味わえる。今はもう、来週末のラムザウ大会が楽しみ」と、クラマーは喜びを伝えた。
ワールドカップ(W杯)通算6回目となる2位入賞を遂げたシルイェ・オプセッツは、「また表彰台に上がることができて良い気分。私のジャンプはまだ100%ではなくて成長過程、それでも2位になれて嬉しい」と、満足そうな様子で更なる意欲を見せた。
カタリーナ・アルトハウスも3位に入り満足そうで、「3位になれてものすごく嬉しい。昨日よりずっとうまくできた。会場からに限らず、今日応援してくれた皆さん全員にお礼を言いたい。とても楽しむことができた」と喜んだ。
高梨沙羅はファイナルラウンドで140mまで伸ばして今日の最長飛距離を出した。W杯最多優勝記録を持つ高梨は、今日は最終的に4位となった。
日本チームからは他に、勢藤優花が10位、岩佐明香(はるか)が25位に入った。岩淵香里は37位だった。
スロベニアはまたしても強い団体成績を収めた。今日は表彰台入りは逃したものの、ウルサ・ボガタイが5位、エマ・クリネッチが7位、ニカ・クリツナーが8位、スペラ・ロゲリが9位と、4人もトップテンに入った。
W杯総合成績ではマリタ・クラマーが530ポイントで、2位のカタリーナ・アルトハウス(381点)に大差をつけて首位となっている。3位はスロベニアのウルサ・ボガタイ(335点)となっている。
W杯女子は、12月17日(金)のラムザウ大会(オーストリア)の1試合へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。