01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2試合が予定されているワールドカップ女子クリンゲンタール大会(ドイツ)で、12月10日(金)に第1戦目が行われ、オーストリアのマリタ・クラマーが優勝した。前日の予選では大差をつけて1位になったクラマーだったが、今日はかなりの接戦となり、最後はギリギリで勝利をつかんだ。
クラマーは133mと124.5mのジャンプで合計247.9ポイントとなり、2位となったシルイェ・オプセッツ(ノルウェー)との差は、わずか2.6点だった。
オプセッツは、133.5mと123.5mのジャンプを飛んだが、ワールドカップ(W杯)初優勝を惜しくも逃した。
勝利後のインタビューでクラマーは、「優勝できてとても嬉しい。残念ながら昨日みたいに良いジャンプは出せなかったけれど、総じてとても良いレベルで飛べている。それでも、通算11勝目を挙げられることができて満足しているし、とても良い一日になった」と、話した。
今日2位だったシルイェ・オプセッツは、チームメイトのスーパースター、マーレン・ルンビュ(今季は参戦しない)の後釜になりそうな気配だ。
W杯で通算5回目の2位入賞となったオプセッツは、「一歩ずつ良くなっていて、上々の感触を得ている。もっと頑張れば更に伸ばせるはず」と、話した。
3位になったのは2021年FISサマーグランプリで総合優勝を飾ったウルサ・ボガタイ(スロベニア)だった。4位にはチームメイトのニカ・クリツナーが続いた。
ボガタイは、「ラージヒルで飛距離を思い切り伸ばす感触をまだつかめきれていないから、それでも今日表彰台に上がることができてともて嬉しい」と、語った。
5位と6位には日本の高梨沙羅と岩淵香里が並んだ。
伊藤有希は11位、勢藤優花は16位だった。
リレハンメル大会では優勝したカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)は今日は7位だった。
「試合は良かったけれど、私のジャンプはイマイチだった。それでも、とてもスリリングだったと思うし、明日も頑張りたい」と、アルトハウスは意気込みを見せた。
オーストリアからは8位・9位にダニエラ・イラシュコ=シュトルツとエヴァ・ピンケルニッヒが続いた。
スペラ・ロゲリも10位となり、スロベニアチームからトップテンに3人も入って、今日も優秀な団体成績を収めた。
女子クリンゲンタール大会の第2戦は、12月11日(土)10:30(日本時間18:30)に早くもスタートする。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。