01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
12月4日(土)、ワールドカップ男子ヴィスワ大会(ポーランド)で団体戦が開催され、まれに見るスリリングな展開となった。最後はわずか0.3点差でオーストリアチーム(マヌエル・フェットナー、ヤン・ホアル、ダニエル・フーバー、シュテファン・クラフト)が勝利を掴んだ。2位はドイツ(ピウス・パシュケ、シュテファン・ライエ、マルクス・アイゼンビッヒラー、カール・ガイガー)、3位はスロベニア(ツェネ・プレウツ、ペーター・プレウツ、ティミ・ザイツ、アンツェ・ラニセク)だった。
今日のヴィスワは当初、スキージャンプの試合ができるような天気ではなかった。ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台では強風が吹き、トライアルラウンドは中止を余儀なくされた。 しかし試合が始まるころには風がおさまり、風の影響は残ったものの、予定通りに試合を開催することができた。
オーストリアのシュテファン・クラフトは、「今日の天気はすごかった。ほとんどのチームで少なくとも一人は100mとか110mで落とされていた。僕たちのチームは、今日一番安定していたし、優勝を手助けしてくれる運にも恵まれた。今日は自分たちが好調であることを示してくれた。シーズン開幕当初はなかなか思うようにいかなかったけど、今日の結果は僕らに勇気を与えてくれた」と、喜びを伝えた。
ドイツチームも好調だったが、わずか0.3点差でオーストリアに負けを喫した。
ドイツのヘッドコーチ、シュテファン・ホルンガッハーは、「今日はとても難しいコンディションだった。マルクス(アイゼンビッヒラー)は1本目で失敗したし、ピウス・パシュケは2本ともイマイチだったから、それを思うと今日の結果はかなり満足して良いと思う。今日は条件の差が激しく出てしまっていたけど、優勝するにはかなりの良いジャンプが必要だから、今日はそれができなかったということ」と、話した。
スロベニアチームは、長い間首位につけていたが、最終的に3位となった。
開催国ポーランドは4位にとどまった。1回目では首位につけていたポーランドだったが、ダヴィド・クバツキーが97mで落とされた時点で表彰台入りの希望はついえ、アダム・マリッシュ・シャンツェに集まったファンには残念な結果となった。
強豪日本チームは、佐藤幸椰、佐藤慧一、小林潤志郎、中村直幹の4人で臨み、5位となった。
6位はノルウェー、7位はロシア、8位はスイスだった。
W杯ヴィスワ大会の2試合目は個人戦で、12月5日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。