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W杯男子ヴィスワ団体戦 オーストリアV、日本5位

作成: 04.12.2021 19:23 / sk
1
Österreich
843.0
2
Deutschland
842.7
3
Slowenien
834.4

12月4日(土)、ワールドカップ男子ヴィスワ大会(ポーランド)で団体戦が開催され、まれに見るスリリングな展開となった。最後はわずか0.3点差でオーストリアチーム(マヌエル・フェットナー、ヤン・ホアル、ダニエル・フーバー、シュテファン・クラフト)が勝利を掴んだ。2位はドイツ(ピウス・パシュケ、シュテファン・ライエ、マルクス・アイゼンビッヒラー、カール・ガイガー)、3位はスロベニア(ツェネ・プレウツ、ペーター・プレウツ、ティミ・ザイツ、アンツェ・ラニセク)だった。

今日のヴィスワは当初、スキージャンプの試合ができるような天気ではなかった。ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台では強風が吹き、トライアルラウンドは中止を余儀なくされた。 しかし試合が始まるころには風がおさまり、風の影響は残ったものの、予定通りに試合を開催することができた。

Anze Lanisek, Cene Prevc, Peter Prevc, Anze Lanisek

 

オーストリアのシュテファン・クラフトは、「今日の天気はすごかった。ほとんどのチームで少なくとも一人は100mとか110mで落とされていた。僕たちのチームは、今日一番安定していたし、優勝を手助けしてくれる運にも恵まれた。今日は自分たちが好調であることを示してくれた。シーズン開幕当初はなかなか思うようにいかなかったけど、今日の結果は僕らに勇気を与えてくれた」と、喜びを伝えた。

Daniel Huber, Manuel Fettner, Jan Hörl, Stefan Kraft

 

ドイツチームも好調だったが、わずか0.3点差でオーストリアに負けを喫した。

ドイツのヘッドコーチ、シュテファン・ホルンガッハーは、「今日はとても難しいコンディションだった。マルクス(アイゼンビッヒラー)は1本目で失敗したし、ピウス・パシュケは2本ともイマイチだったから、それを思うと今日の結果はかなり満足して良いと思う。今日は条件の差が激しく出てしまっていたけど、優勝するにはかなりの良いジャンプが必要だから、今日はそれができなかったということ」と、話した。

 

スロベニアチームは、長い間首位につけていたが、最終的に3位となった。

Karl Geiger, Markus Eisenbichler, Stephan Leyhe, Pius Paschke

 

開催国ポーランドは4位にとどまった。1回目では首位につけていたポーランドだったが、ダヴィド・クバツキーが97mで落とされた時点で表彰台入りの希望はついえ、アダム・マリッシュ・シャンツェに集まったファンには残念な結果となった。

 

強豪日本チームは、佐藤幸椰、佐藤慧一、小林潤志郎、中村直幹の4人で臨み、5位となった。

6位はノルウェー、7位はロシア、8位はスイスだった。

 

W杯ヴィスワ大会の2試合目は個人戦で、12月5日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。