01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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前回3月のロシアブルーバードツアーで優勝したオーストリアのマリタ・クラマーが、11月26日(金)ニジニ=タギル(ロシア)で行われた女子ワールドカップの開幕戦でも優勝した。クラマーは、2位のエマ・クリネッチ(スロベニア)に40点以上の差をつけて圧勝を決めた。
20歳のクラマーは、「今年の夏はかなり厳しいトレーニングを積んだ。今シーズンの自分の目標は、ちょうど今日のようなレベルのジャンプを飛ぶこと」と、話した。
今日クラマーが1本目に出した104.5mという記録は、ヒルサイズ97mのニジニ=タギル・ノーマルヒルの新しいヒルレコードとなった。
211.8ポイントを収めたスロベニアのエマ・クリネッチは、夏シーズンは苦戦していただけに、今日の2位入賞を特別喜んだ。
クリネッチは、1本目では2位だったものの、2本目では6位となり、最終的に2位となった。「今日ほど表彰台に上がるのが大変だったことはないと思う。2本目のジャンプは攻撃的に出すぎてしまった」とクリネッチは説明した。
クラマーのチームメイト、ダニエラ=イラシュコ・シュトルツは3位となり、初めてクラマーと共に表彰台に上がった。
現役女子ジャンパーの中で最年長のイラシュコ=シュトルツは、先週38歳になったばかりだ。「マリタ(クラマー)がジャンプを初めた頃、彼女は『一緒に表彰台に立つ時まではジャンプを止めないで』と私に言っていた」と笑いながら、インタビューに答えた。
スロベニアからはクリネッチの他にもウルサ・ボガタイが4位、昨季女子ワールドカップ総合優勝を飾ったニカ・クリツナーが8位と、好成績を収めた。
日本の高梨沙羅は6位、岩渕香里は26位だった。
ワールドカップ女子ニジニ=タギル大会は、11月27日(土)12:00(現地時間16:00、日本時間20:00)から開始となる第2戦へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。