01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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2020/21シーズンの最終日となる3月28日(日)、ワールドカップ女子チャイコフスキー大会(ロシア)で個人戦が開催されたが、今日もまた風に悩まされ、この冬最後の試合は1回のみで終了となった。勝者は今日もオーストリアのマリタ・クラマーだった。
クラマーは146.5mの圧倒的なジャンプを収めて136.1ポイントを獲得して5連勝目を祝った。ニジニ=タギルとチャイコフスキーで開催された個人戦全4試合で優勝した19歳のクラマーは、合計869.4ポイントで「ブルーバード・ロシアツアー」総合優勝を決めた。
ヒルサイズ140mのラージヒルで行われた最終戦でノルウェーのシルイェ・オプセッツ(134m、120.1ポイント)が2位となり、3位はスロベニアのニカ・クリツナー(131.5m、115.4ポイント)だった。
高梨沙羅は今日は7位にとどまり、ワールドカップ(W杯)総合優勝の大クリスタルトロフィーをかけた闘いにも敗れた。
日本チームからは他に、岩渕香里が15位、勢籐優花が19位、伊藤有希が23位に入った。丸山希はスーツが規定外とされて失格となった。
ニカ・クリツナーは今日の3位入賞でW杯総合優勝を手に入れた。
クリツナーは、「今日は私の人生で一番良い日になった。信じられないぐらい嬉しい。今日は試合が始まる前から自信に満ちていたし、ジャンプも本当にうまくいった」と勝利後のインタビューに答えた。
21歳のクリツナーは合計871ポイントで、2位の高梨沙羅にわずか9点差、3位のマリタ・クラマーとの差は11点だけだった。
5度目のW杯総合優勝を僅差で逃した高梨は、「今日のジャンプは悪くなかったけど、他の選手の方がとにかく上手だった。この結果に満足している」 と話した。
マリタ・クラマーにとっても満足のいくシーズンとなったようで、「今季が始まる前の目標がトップ3に入ることだった。それを達成することができた。ブルーバードツアーで優勝できて、完璧なシーズンの締めくくりとなった」と喜んだ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。