01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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3月26日(金)、2012年ワールドカップ女子チャイコフスキー大会(ロシア)で最初の個人戦が行われ、オーストリアのマリタ・クラマーが優勝した。クラマーは2ラウンドとも最長の99.5mと100mのジャンプを決めて、3.3点差で高梨沙羅を22位に抑えた。3位はスロベニアのニカ・クリツナーだった。
クラマーにとってはワールドカップ(W杯)通算7勝目、今季6勝目となる勝利だった。
ロシアツアーで3連勝目を挙げたクラマーは、「ブルーバード・ツアー」の総合優勝にかなり近づいている。もしこのタイトルを取れたら、若いクラマーにとっては最大の成功となる。
クラマーは、「3連勝できて、とても嬉しい。連勝できるということは安定しているということ。今日は少し緊張してしまったけど、とにかく良いジャンプを見せたかった。着地も良くなっていてるし、一歩前進できた」と話した。
個人戦はあと1試合だけとなった現時点でW杯総合成績を見ると、上位の高梨沙羅とニカ・クリツナーとの差を埋めるのは難しく、クラマーの総合優勝はもう望めないだろう。
日本の丸山希は4位となり、好調であることを再度裏付けた。
伊藤有希が9位、勢籐優花が20位、岩渕香里は23位だった。
ドイツ勢のトップはカタリーナ・アルトハウスで12位、アンナ・ループレヒトは14位、25位から27位までにユリアーネ・サイファート、セリーナ・フライターク、ルイザ・ゴルリッヒの3人が並んだ。
高梨沙羅は今日の2位入賞でW杯総合首位に浮上した。現在高梨は826ポイント、2位のニカ・クリツナーは811ポイント、マリタ・クラマーは760ポイントで3位に続いている。
これで、W杯女子の総合王者が誰になるかは、日曜に行われる最後の試合まで分からなくなった。
3月27日(土)には、チャイコフスキーのノーマルヒル(ヒルサイズ102m)での団体戦が13:00(日本時間21:00)から予定されている。
そして最後を締めくくる個人戦は、28日(日)8:00(日本時間15:00)からラージヒル(ヒルサイズ140m)にて開催されることになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
なお、欧州は3月28日(日)から夏時間に切り替わるため、日本との時差はマイナス7時間となります。