01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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3月20日(土)、ジャンプ女子ブルーバード・ロシアツアーの初戦となるワールドカップ・ニジニ=タギル大会の試合で、オーストリアのマリタ・クラマーが快勝した。2位は日本の高梨沙羅、3位はスロベニアのニカ・クリツナーだった。
ヒルサイズ97mのニジニ=タギル・ジャンプ台で、19歳のクラマーは96.5mと96mのジャンプを決めて合計232.1ポイントを獲得し、2位の高梨には最終的に8ポイントの差をつけた。
個人戦4試合が予定されているブルーバードツアーの初戦が終わった現時点で、クラマーはロシアツアーを首位でスタートさせただけでなく、ワールドカップ(W杯)総合優勝争いへの期待も高めることができた。
マリタ・クラマーは、「優勝できてとても嬉しい。オーバーストドルフでの世界選手権で4位になってから、もっとうまくできるはずと確信していた。それに今日ここで優勝できるかもと思っていたから、本当に勝ててものすごく幸せ。それでもW杯総合優勝のチャンスがまだあるとは思っていない。でも、ブルーバードツアーで総合優勝できるようにベストを尽くすつもり」と、勝利後のインタビューに答えた。
クラマーにとってはW杯通算5勝目、今季4勝目となる勝利を収め、W杯個人総合成績で3位に浮上した。
現在W杯総合首位は686ポイントの高梨沙羅、2位はニカ・クリツナー(スロベニア、671ポイント)、そしてクラマーが560ポイントで3位に続いている。残された3試合のゆくえがますます面白くなってきた。
クラマーはルシュノフ大会(ルーマニア)にはコロナ検査で陽性となり参戦できず、W杯首位の座を闘わずしてニカ・クリツナーに奪われてしまっていた。
日本チームからは2位高梨の他に、丸山希が6位、伊藤有希が8位、勢籐優花が19位に入った。
ドイツ勢のトップだったのはカタリーナ・アルトハウスで9位、アンナ・ループレヒトは16位、2019年のブルーバードツアーで総合優勝を飾ったユリアーネ・サイファートは17位だった。
世界選手権の金メダリスト、マーレン・ルンビュ(ノルウェー)は体調を崩したためロシアへの遠征を見合わせた。ノルウェーチームの今日の最上位は4位のシルイェ・オプセッツだった。
ブルーバードツアーの第2戦は、ニジニ=タギルで3月21日(日)13:00(日本時間21:00)から開催される予定となっている。予選は11:30(日本時間19:30)からスタートする。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。