01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
ワールドカップ女子ルシュノフ大会(ルーマニア)で、2月18日(木)の第1戦で2位だった高梨沙羅が、19日(金)に行われた第2戦では優勝を飾った。
24歳の高梨は92mと99mのジャンプで合計239.2ポイントを獲得して、ワールドカップ(W杯)通算60勝目となる勝利を祝った。ドイツ・オーバーストドルフで来週から始まる世界選手権に合わせて、好調をキープしていることを今日の試合でまた裏付けた。
高梨沙羅は、「技術的にどんどんよくなっているから、今日のジャンプと成績にとても満足している。女子ジャンプのレベルはどんどん高まっていて、表彰台に上がるのがどんどん難しくなっている」と、話した。
2位はノルウェーのシルイェ・オプセッツだった。オプセッツは90.5mと95mのジャンプで合計232.9ポイントをマークした。最近の3試合で連続3位となっていたオプセッツにとって、更なる上位入賞となった。
オプセッツは、「1回目では少し問題があったけど、2本目のジャンプはずっとうまくできた。天候条件もなんとか大丈夫だったから、ジャンプを楽しむことができた」と、語った。
スロベニアのニカ・クリツナーは前日の試合で優勝し、W杯総合首位に浮上したが、今日も3位(88mと92.5m、計228.6ポイント)となり表彰台に立ち、僅差ながら総合首位の座を守った。
現在、クリツナーはW杯総合611点、2位の高梨は606点、3位のオプセッツは477ポイントとなっている。
クリツナーは、「今日は結構風が強くて、私には難しい試合だった。自己ベストのジャンプは見せられなかったけど、それだからこそ余計好成績が出せて嬉しい。(W杯総合首位がつける)黄色いビブを守ることができたのも、すごく嬉しい」と喜んだ。
4位はクリツナーのチームメイト、エマ・クリネッチだった。その後にはオーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツが5位、6位にはノルウェーのマーレン・ルンビュが続いた。
怪我からの復帰後2試合目となったオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒも、納得の出来を見せて再度7位に入った。
フランスのジュリア・クレアが8位、オーストリアのソフィー・ソルシャクが9位、ロシアのイリーナ・アワクモワが10位で、世界選手権前最後となる女子個人戦のトップテンを締めくくった。
日本からは高梨の他に、丸山希が14位、伊藤有希が23位に入り、岩渕香里は35位だった。勢籐優花はスーツが規定外とされ失格となった。
当大会の前まではW杯総合首位につけていたオーストリアのマリタ・クラマーは、Covid19の検査結果が一度陽性となり参戦できなかった。その後何度か陰性との結果が出たものの、ルーマニア当局は試合への参加を許可しなかった。
2月20日(土)9:45(日本時間17:45)からはルシュノフ大会 男女混合団体戦が開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。