01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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高梨沙羅が世界の上位に戻ってきた。この24時間で高梨は2度目のワールドカップ(W杯)優勝を遂げて、全盛期を彷彿とさせた。これでW杯通算59勝目となった。
高梨は、「今日は技術的にとても良いジャンプができた。昨日も今日も本当に整ったジャンプを収めることがでた。それが成功のかなめとなった。ここヒンツェンバッハで通算58勝目と59勝目を挙げられたのは驚きだったけれど、これからももっと勝数を重ねられたら嬉しい」と、試合後のインタビューに答えた。
スロベニアのニカ・クリツナーは2位入賞となり、大成功の今週末を締めくくった。2月5日(金)に行われた当大会の初戦で自己初のW杯優勝を果たした19歳のクリツナーは、土曜の第2戦と今日の第3戦で2位につけた。
クリツナーは、「この週末のヒンツェンバッハ大会では、スロベニアチーム全体がとても強かったから、すごく嬉しい。これから数日はチームとしてトレーニングに励むことになる。次のルシュノフ大会を楽しみにしている」と、話した。
ノルウェー勢のトップだったのは、土曜に行われた第2戦と同じく3位のシルイェ・オプセッツだった。
オプセッツは、「今週末の大会での成績にとても満足している。正直に言えば、もっと良いジャンプができたはず、という思いもある。それでも2回表彰台に上がれたからとても嬉しい」と、語った。
W杯総合得点でリードしているマリタ・クラマー(オーストリア)は、今日は4位となり、総合首位の座を守った。
現在、W杯総合得点460ポイントのマリタ・クラマーが首位、ニカ・クリツナーが451ポイントで2位、3位に高梨沙羅が426ポイントで続いている。W杯総合でドイツ勢の最高は9位のカタリーナ・アルトハウス(203ポイント)となっている。
今日の5位はマーレン・ルンビュ(ノルウェー)、ロシア勢トップのイリーナ・アワクモワはルンビュと同点で5位、7位はカタリーナ・アルトハウスだった。
オーストリアはダニエラ・イラシュコ=シュトルツ、キャラ・ホルツル、リサ・エーダーが8〜10位に並び、強い団体成績を収めた。
日本チームからは、高梨の他に丸山希が18位、伊藤有希が20位、勢籐優花が28位に入った。岩渕香里は38位だった。
リュブノ戦で驚きのW杯初優勝を祝ったアイリン=マリア・クヴァンダル(ノルウェー)が2本目の着地時に大きく転倒し、今日の試合に影を落とした。クヴァンダルは直接その場から病院へ運ばれた。
W杯女子の試合は、再来週末(2月18〜20日)に男女合同で行われるルーマニア・ルシュノフ大会へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。