01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月6日(土)、ワールドカップ女子ヒンツェンバッハ大会で第2戦が行われ、高梨沙羅が1年弱ぶりに優勝を飾った。スリリングな展開となった今日の試合で、高梨は昨日の勝者ニカ・クリツナー(スロベニア)を2位に、ノルウェーのシルイェ・オプセッツを3位に抑えた。
最後に高梨がワールドカップ(W杯)優勝を果たしたのは、2020年3月のリレハンメル大会(ノルウェー)だった。24歳の高梨は今日、待望のW杯通算58勝を挙げた。
最終的に高梨と2位のクリツナーの差はわずか0.4ポイントだけだった。
前日のヒンツェンバッハ第1戦では、スーツが規定違反とされ失格となっていた高梨だったが、「ここヒンツェンバッハのジャンプ台が好き。今日は自分の技術だけに集中できるようにして、それがうまく機能した。今日優勝できてものすごく嬉しい」と、喜びを伝えた。
2位のニカ・クリツナーは、「今日のジャンプは昨日より更に良くできたと思う。今日の成績は自分にとってかなり良いものになった。今日(高梨)沙羅は勝つべくして勝った。彼女はとても良いジャンプをしているし、上位は素晴らしい接戦だった」と、試合後のインタビューに答えた。
W杯個人総合成績では、スロベニアのクリツナーが現在371ポイントで、首位のマリタ・クラマー(オーストリア)に続く2位につけている。
今日のクラマーは全く思うように行かなかった。現在410ポイントでW杯をリードしているマリタ・クラマーだが、今日はファーストラウンドでノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームと日本の勢籐優花と共に失格となった。その後ファイナルラウンドでは、フランスのジョセフィーヌ・パニエもスーツが規定外で失格となった。
オーストリア勢の今日のトップは4位のダニエラ・イラシュコ=シュトルツだった。
ノルウェーのマーレン・ルンビュは5位に入った。
ドイツからは、カタリーナ・アルトハウスが8位、アンナ・ループレヒトが13位、カリーナ・フォクトが20位となった。
日本からは高梨の他に、丸山希が6位、岩渕香里が21位に入った。
今週末最後の試合となるW杯ヒンツェンバッハ大会の第3戦は、2月7日(日)12:15(日本時間20:15)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。