01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月30日(土)、ワールドカップ女子ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)で第1戦が行われ、オーストリアのマリタ・クラマーが優勝した。ヒルサイズ142mのラージヒルを舞台に、クラマーは131.5mと135mのジャンプで合計257.7ポイントをマークした。2位はノルウェーのシルイェ・オプセッツ(254ポイント)、3位はスロベニアのエマ・クリネッチ(245.5ポイント)だった。ドイツ勢のトップはカタリーナ・アルトハウスで9位だった。
降り続ける雨の中、クラマーはこの冬2度目のワールドカップ(W杯)優勝を遂げた。W杯女子の3試合を終えた現時点で獲得可能な300点のうち、19歳のクラマーは260点をマークして堂々のW杯総合首位となっている。
これでクラマーのW杯総合優勝への期待が更に高まった。「今日の結果にとても満足している。今日は難しい天候条件で飛ぶのが大変だったけど、それでも全てがうまくいった。明日の試合も楽しみにしている」と、クラマーはインタビューに答えた。
ノルウェーのシルイェ・オプセッツは再度強さを見せ、2位入賞を果たした。オプセッツのチームメイト、マーレン・ルンビュは4位、リュブノでW杯初優勝を遂げたアイリン=マリア・クヴァンダルは6位となり、ノルウェーは素晴らしい団体成績を収めた。
日本からは、高梨沙羅と伊藤有希が7位と8位にならび、二人がトップ10入りを果たした。
他に岩渕香里が16位、丸山希が19位、勢籐優花が26位に入った。
ドイツ勢のトップは9位のカタリーナ・アルトハウス、アンナ・ループレヒトは25位、ユリアーネ・サイファートは29位だった。ドイツ女子はこの冬まだ調子を掴みきれていない。4週間後に控えるホームゲームとなる世界選手権オーバーストドルフ大会でのジャンプ・ドイツ女子のメダルへの可能性は、現実的に見てあまり期待できない状況だ。
ドイツのコーチ、アンドレアス・バウアーは、「途中で雨からみぞれに変わるタイミングがあって、その時に当たった選手は、ブロアーで対応したけれどスピードにかなり影響を受けた。最後の方はまた良くなった。残念なことに、これまでに(新型コロナ・パンデミックの影響で) あまり試合ができなかった。もちろん今の状況で試合ができているということに感謝しなくてはいけない。まだ世界選手権までは4週間あるから、予測を立てるにはまだ早い」と説明した。
W杯女子ティティゼー=ノイシュタット大会第2戦の予選は、1月31日(日)12:00(日本時間20:00)から、本戦は13:15(日本時間21:15)から開催される予定となっている。
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※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。