01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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1月10日(日)、ワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)の第2戦が行われ、ノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルードが優勝した。
2位は同じくノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデ、3位はオーストリアのシュテファン・クラフトだった。ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーは前日の第1戦と同じく4位だった。
最近の4試合連続でポーランド勢が勝っていたが、2021年ティティゼー=ノイシュタット第2戦はノルウェーが凌駕した。ワールドカップ(W杯)総合首位のハルヴォア=エグナー・グラネルードが140mと138mのジャンプで合計299.4ポイントを獲得して、今季W杯6勝目を挙げた。
長い間スランプに陥っていたダニエル=アンドレ・タンデだったが、今日は僅差で2位となり、ようやくまた表彰台に上がることができた。タンデが最後に表彰台入りを果たしたのは2020年2月のフィンランド・ラハティ戦でだった。
グラネルードは、「とても嬉しい。素晴らしい試合だったし、今週末の大会は僕にとって全体的に良いものになった。このジャンプ台はものすごく良く整備されていて、何とか遠くに飛びたい、テレマークを入れたいという気持ちになる」と話した。
現時点でグラネルードは、W杯総合得点948ポイントで首位につけており、2位のマルクス・アイゼンビッヒラーは684ポイントとなっている。総合3位のカミル・ストッフ(ポーランド)は、今日は17位に甘んじなくてはならなかった。
オーストリアのシュテファン・クラフトは今日3位となり、ここ数週間でコロナ感染と腰の問題を乗り越えてから最初の表彰台入りとなった。
「今日は追い風が出ていて天候条件が少し厳しかった。僕らにとっては向かい風の方がもっと楽しいから良いんだけど。それでも素晴らしい試合だったし、3位に入れて嬉しい。ここのジャンプ台は少し古めで、攻撃的に出ていかなきゃだけど、それが僕の好みに合って、好きなジャンプ台」と、昨年W杯総合優勝を遂げたクラフトは話した。
マルクス・アイゼンビッヒラーはまたも4位になって、少し腹を立てている様子を見せた。「確かに少し頭にはくるけど、基本的には良かったと思う。自信もまた取り戻せた。もちろん表彰台に上がれたら良かったし、それも可能だったと思うけど、2本目でミスをしてしまったから、そうなるとまた3人が僕を超していくことになる。引き続き頑張って闘っていくつもり」と、アイゼンビッヒラーは試合後のインタビューに答えた。
マリウス・リンドヴィクも5位と上位につけ、ノルウェーの素晴らしい日を締めくくった。
ポーランド勢トップだったのは6位のダヴィド・クバツキーで、ヤクブ・ヴォルニは9位だった。
日本チームからは小林陵侑と佐藤幸椰が7位・8位に続いて好成績となったが、今シーズンはまだ最上位の成績は出せていない。他には中村直幹が22位、小林潤志郎が23位に並び、佐藤幸椰は45位だった。
ドイツ勢はアイゼンビッヒラーの他に、カール・ガイガーとピウス・パシュケが11位と12位に並び、セヴェリン・フロインドは24位に入った。
スキージャンプ男子ワールドカップは来週末のポーランド・ザコパネ大会へと続く。
*いつも通り、ザコパネ戦のジャンプも全て「LIVEリザルト」で逐一追うことができます!
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。