01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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12月6日(日)に行われたワールドカップ男子ニジニ・タギル大会(ロシア)の第2戦で、ノルウェーのジャンパー3人が圧倒的強さを見せた。昨日に続き難しい条件となった今日の試合で、ハルヴォア=エグナー・グラネルド、ロバート・ヨハンソン、マリウス・リンドヴィクの3人が表彰台に並んだ。前日の第1戦では28位だったマルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ)は、うまく切り替えられたようで、今日は4位だった。
アイゼンビッヒラーは、「今日は僕にとって大事なポイントを加算することができた。4位という成績にとても満足している。これでやっとロシアまで遠征した甲斐があったと言える。1本目でもっとうまくできていれば、これより良い成績も出せたと思う。1本目は、とにかく攻撃的に出過ぎてしまった」と話した。
ワールドカップ(W杯)総合得点では、アイゼンビッヒラーはこれで計333点となり2位、ハルヴォア=エグナー・グラネルド(ノルウェー)は400点で首位につけている。
ニジニ・タギル第2戦では、ヘッドコーチのアレクサンダー・シュトックル率いるノルウェーチームの3人が揃って勝利を挙げた。最終的にはハルヴォア=エグナー・グラネルドが241.5ポイントで、二人のチームメイトを僅差ながら抑えた。続いたロバート・ヨハンソンは240.7ポイント、マリウス・リンドヴィクは240.6ポイントだった。
グラネルドにとっては通算3勝目で、その上3連勝となった。
これでノルウェー勢は、今週末に獲得可能な表彰台数6回のうちの5回を達成したことになる。
新しくノルウェーチームから頭角を現してきたグラネルドは、「ここニジニ・タギルの今日と昨日のウィンドコンディションを見ていると、試合ができたこと自体がとてもすごいことだと思う。2勝を挙げてこの地を去ることができるのは、とても素晴らしい気分。(W杯総合首位の)黄色いゼッケンはもっとプレッシャーがかかるものかと思っていたけど、そうでもなかった。今、人生で一番好調」と、試合後のインタビューに答えた。
驚きの健闘を見せたのは、5位に入った日本の佐藤慧一と、6位になったポーランドのパヴェル・ヴァセクだった。二人とも今回のトップテン入りは自己最高成績だった。
他の日本勢は小林陵侑が15位、小林潤志郎が28位、佐藤幸椰が30位に入り、中村直幹は37位、伊東大貴は38位だった。
スイスのグレゴア・デシュヴァンデンも9位に入り好成績を収めた。
スキージャンパーのコロナ感染、影響大
オーストリアチームは、4人の選手が検査の結果COVIT(コビット)19陽性と判明したため、今日の試合が始まる前にチーム全体が参戦を見合わせることに決まった。12月6日(日)の朝に行われた検査で、ダニエル・フーバー、ヤン・ホアル、マヌエル・フェットナー、トーマス・ラックナーの4人が、陽性との結果を受け、ただちに自己隔離へと移った。
同じくFIS(国際スキー連盟)レースディレクターのサンドロ・ペルティエも、ニジニ・タギルで受けた検査の結果、陽性となり自己隔離に入っている。
スキージャンパー達は、来週末にはスロベニア・プラニツァでスキーフライング世界選手権に参加する予定だ。
各国のチームは7日(月)に、チャーター機でエカテリンブルクからリュブリャナに直行することになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。