01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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11月21日(土)ポーランド・ヴィスワで、2020/21シーズン初のワールドカップとなる団体戦が開催され、オーストリアチームが優勝した。新コーチのアンドレアス・ヴィンドホルツル率いるオーストリアチームは、ミヒャエル・ハイボック、フィリップ・アッシェンヴァルト、ダニエル・フーバー、シュテファン・クラフトの4人で臨み、ドイツとポーランドを2位・3位に抑えた。
スキージャンプの2020/21シーズンは、ポーランドのヴィスワで上々の開幕となった。
ヴィスワのアダム・マリッシュ・ジャンプ台は天候に恵まれたが、試合は(コロナ感染対策のため)無観客で開催された。
オーストリアチームは、新任ヘッドコーチ、アンドレアス・ヴィンドホルツルにとっての第1戦で早くも1勝を挙げた。
ヴィンドホルツルは、試合後のインタビューで、「今日はとても良い結果になった。コーチに就任して初めての試合だったから、もちろん最初は少し緊張していた。でも今は、選手達の健闘にとても満足している。4人全員がとても安定した試合結果を収めた。ヘタに完璧を目指さなかったのが今日の勝利の土台になったと思う。明日の個人戦では更に2人、今日のレベルのジャンプができる選手が参戦することになっているから楽しみ」と、満足そうに話した。
オーストリアにとっては団体戦31勝目となった。昨年もシーズン最初の団体戦で優勝したのはオーストリアチームだった。
オーストリアに続いて2位につけたドイツは、コンスタンティン・シュミット、ピウス・パシュケ、カール・ガイガー、マルクス・アイゼンビッヒラーというチーム編成だった。合計1,078ポイントを獲得したが、わずか8.7ポイントの差で優勝には届かなかった。
ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーは試合後に、「勝つために奮闘して、最後は本当にかなりギリギリまで迫ることができたから、とても満足している。今日の天候条件は素晴らしかった。上位につけるには、かなりうまくやらないと難しい試合だった。チームとしては、今日の結果を元に更なる強化につとめていくことができる」と話した。
この冬の優勝候補にも数えられているカール・ガイガーは、「今日はもしかしたら1位ということも有りえたから、僕たちは最後までドキドキしっぱなしだった。再び試合ができて、そして表彰台に上がることができて、とにかく素晴らしい気分。(怪我で療養中の)シュテファン・ライエの膝が早く良くなってくれることを祈っている」と語った。
3位には開催国ポーランドがついた。ピオトル・ジーワ、クレメンス・ムランカ、ダヴィド・クバツキー、カミル・ストッフの4人はレベルの高いジャンプを見せた。
ストッフは、「今日の試合のレベルはとても高かった。僕たちはチームとして、できる限りのことをやり切った。この冬初めての力比べとなった今日の試合で、3位というのは僕たちにとっては大成功だったと言える。僕個人としてはトライアルラウンドから試合の間も、もの凄い頭痛との闘いだった。残念ながら頭痛がハンディキャップになってしまった。明日は良くなることを祈っている」とインタビューに答えた。
ポーランドチームは合計1,061.5ポイントとなり、2位にわずか7.8ポイント差で、最後まで優勝できるチャンスも現実的に残っていた。
4位はノルウェー、5位は日本、6位はスロベニア、7位がロシア、8位がスイスだった。
ヴィスワ大会の第2戦は個人戦で、11月22日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。