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W杯男子トロンハイム 小林陵侑が予選トップ

作成: 11.03.2020 19:39 / sk

2020年RAW AIR(オーエア)ノルウェートーナメントの3会場目となるトロンハイムで、3月11日(水)に予選が行われ、小林陵侑が1位になった。昨年ワールドカップ総合優勝を果たした小林陵侑は、今日の予選で136m(143.1ポイント)のジャンプを決めて、ポーランドのピオトル・ジーワ(135m、143.1ポイント)とノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングを抑えて首位につけた。

ドイツ・ヴィリンゲン出身のシュテファン・ライエが大転倒して、今日の予選に影を落とした。RAW AIR総合2位につけていたライエは、141.5mの圧倒的なジャンプを飛んで着地した後に、激しく転倒した。その場で数分にわたって処置が施された。

その場での最初の診断は、十字靭帯断裂の疑いがある、とのことだった。チームは更なる検査をするためにドイツへ帰ることを決めた。シュテファン・ライエは、昨日のリレハンメル戦で転倒したオーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーと同じく、長い欠場を余儀なくされることになる。ザイフリーツベルガーは、今日オーストリアで既に手術を受けた。

 

ライエの転倒と負傷がショックで、今日の他の成績が背景に霞んでしまった。

マリウス・リンドヴィクはノルウェーの2番として4位に入った。リンドヴィクは、現在RAW AIR総合で3位につけている。

ポーランドのカミル・ストッフは、今日の予選で10位となり、リンドヴィクに7.6ポイント差でRAW AIR総合首位となっている。

 

今日1位になった小林陵侑は、RAW AIR総合成績で大きな一歩を進めた。小林はストッフとの差を13.2ポイントまで縮めて、RAW AIR総合2位にまで浮上してきた。

 

男子トロンハイム大会の本戦は、3月12日(木)17:00(日本時間 翌1:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。