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W杯女子リレハンメル第2戦 ノルウェー勢がワンツー

作成: 10.03.2020 23:30 / sk

3月10日(火)の夜、スキージャンプ女子ワールドカップ・リレハンメル大会(ノルウェー)の第2戦が行われ、ノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。2位は同じくノルウェーのシリエ・オプセッツ、3位はオーストリアのキャラ・ホルツルだった。

しかし、今日の試合結果は、まずオーストリアのユリアーネ・ザイフリーツベルガーが大怪我をして、その後には最終結果に不備が生じたことも有り、色あせてしまった。

ザイフリーツベルガーは、転倒して十字靭帯断裂を負った。29歳のザイフリーツベルガーは、これで長い休場を迫られることになる。「丁度調子も良くなってきたところだったのに、今回のこれで...もの凄く辛い。でもまた戻ってくる」と、 健気に前向きに話した。

 

最終リザルトにミス

飛距離の測定システムのエラーにより、最初はシリエ・オプセッツが優勝と発表された。表彰式の後に数分の混乱があり、その後今日の公式勝者はマーレン・ルンビュと決まり、オプセッツは2位となった。

 

「シリエに本当に申し訳ない。こんな風に優勝が決まってもすごく変な感じがする。表彰式の後に、リザルトの集計にミスがあったと言われた。ミスはいつだって起こってしまうものだけど、今回みたいなのは本当に起こるべきじゃない。シリエにとっては本当にひどいことだったと思う。今は次のトロンハイム戦を楽しみにしている。RAW AIR総合優勝を達成できれば良いと願っている」と、インタビューに答えた。

 

オプセッツは、「今日は感情の波がものすごかった。最初はワールドカップ(W杯)初優勝できたと思ったのに、やっぱりマーレンが勝者だという知らせが来た。マーレンのためにとても嬉しく思うけど、今日は試合後の感情の上がり下がりの幅がすごかった。初めて表彰台の一番上に立てたと思ったら、やっぱり2位でした、なんて言われたら、とても変な感じ。今からはトロンハイムでのジャンプに集中して、また攻めて行きたいと思っている」と話した。

 

オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが4位、スロベニアのエマ・クリネッチが5位、カタリーナ・アルトハウスはドイツ勢のトップで6位だった。

 

日本チームからは伊藤有希が7位、高梨沙羅が8位、丸山希が13位、勢籐優花が18位に入った。

 

女子RAW AIR総合成績では、マーレン・ルンビュが現在824.2ポイントで首位、2位がシリエ・オプセッツ(780.2ポイント)、3位がオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(726.3ポイント)となっている。

 

女子RAW AIRは休む暇もなく早くも3月11日(水)にトロンハイムへ会場を移して続く。オープニングラウンドが20:00(日本時間 翌4:00)、そして3月12日(木)の20:00には個人戦が開催される。

ノルウェー政府が今日決定したのに従い、トロンハイム大会は、先週末のオスロ大会同様に、無観客で開催されることになった。

 

全リザルト

女子RAW AIR総合ランキング

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
138.5m
Opseth, Silje (NOR)
最短ジャンプ
72.0m
Kykkaenen, Julia (FIN)
平均飛距離
109.2m
K点越えジャンプ
21.3%
ネーション数
14
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
5
Slowenien
Lundby, Maren
23.02.20
Ljubno
Norwegen
07.03.20
Oslo