01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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3月10日(火)の夜、スキージャンプ女子ワールドカップ・リレハンメル大会(ノルウェー)の第2戦が行われ、ノルウェーのマーレン・ルンビュが優勝した。2位は同じくノルウェーのシリエ・オプセッツ、3位はオーストリアのキャラ・ホルツルだった。
しかし、今日の試合結果は、まずオーストリアのユリアーネ・ザイフリーツベルガーが大怪我をして、その後には最終結果に不備が生じたことも有り、色あせてしまった。
ザイフリーツベルガーは、転倒して十字靭帯断裂を負った。29歳のザイフリーツベルガーは、これで長い休場を迫られることになる。「丁度調子も良くなってきたところだったのに、今回のこれで...もの凄く辛い。でもまた戻ってくる」と、 健気に前向きに話した。
最終リザルトにミス
飛距離の測定システムのエラーにより、最初はシリエ・オプセッツが優勝と発表された。表彰式の後に数分の混乱があり、その後今日の公式勝者はマーレン・ルンビュと決まり、オプセッツは2位となった。
「シリエに本当に申し訳ない。こんな風に優勝が決まってもすごく変な感じがする。表彰式の後に、リザルトの集計にミスがあったと言われた。ミスはいつだって起こってしまうものだけど、今回みたいなのは本当に起こるべきじゃない。シリエにとっては本当にひどいことだったと思う。今は次のトロンハイム戦を楽しみにしている。RAW AIR総合優勝を達成できれば良いと願っている」と、インタビューに答えた。
オプセッツは、「今日は感情の波がものすごかった。最初はワールドカップ(W杯)初優勝できたと思ったのに、やっぱりマーレンが勝者だという知らせが来た。マーレンのためにとても嬉しく思うけど、今日は試合後の感情の上がり下がりの幅がすごかった。初めて表彰台の一番上に立てたと思ったら、やっぱり2位でした、なんて言われたら、とても変な感じ。今からはトロンハイムでのジャンプに集中して、また攻めて行きたいと思っている」と話した。
オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒが4位、スロベニアのエマ・クリネッチが5位、カタリーナ・アルトハウスはドイツ勢のトップで6位だった。
日本チームからは伊藤有希が7位、高梨沙羅が8位、丸山希が13位、勢籐優花が18位に入った。
女子RAW AIR総合成績では、マーレン・ルンビュが現在824.2ポイントで首位、2位がシリエ・オプセッツ(780.2ポイント)、3位がオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(726.3ポイント)となっている。
女子RAW AIRは休む暇もなく早くも3月11日(水)にトロンハイムへ会場を移して続く。オープニングラウンドが20:00(日本時間 翌4:00)、そして3月12日(木)の20:00には個人戦が開催される。
ノルウェー政府が今日決定したのに従い、トロンハイム大会は、先週末のオスロ大会同様に、無観客で開催されることになった。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。