01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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3月7日(土)の夜、2020年女子RAW AIR(ローエア・ノルウェートーナメント)が開幕となり、開催国ノルウェーのマーレン・ルンビュが1位で上々のスタートを切った。平昌五輪の金メダリストであるルンビュは、オスロ・ホルメンコーレンジャンプ台で行われた女子RAW AIRのオープニング競技で今日の最長不倒である133mのジャンプを決めた。2位・3位にはオーストリアの二人、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーとキャラ・ホルツルが続いた。
同日に行われた男子の団体戦と同様に、女子の予選も新型コロナウィルス対策で観客席は空の状態で行われた。オスロの保健当局の決定により、今週末のホルメンコーレンジャンプ競技場は観客の立ち入りが禁止されている。
この通常とは違う状況もマーレン・ルンビュにとっては障害にならなかった。ルンビュは圧倒的なジャンプで、RAW AIR初日に12.1点もの差を2位のジャックリーン・ザイフリーツベルガーにつけた。1本のジャンプの差としては、これは大きい。
ワールドカップ(W杯)総合首位につけているキャラ・ホルツルは、RAW AIR総合優勝への期待もかかっているが、既に16.1点もルンビュに遅れをとっている。
理想的な形でRAW AIR開幕を迎えたルンビュは、「今日のジャンプはとても良かったし、結果も素晴らしかった。でも、もちろんお散歩するように簡単にいくわけじゃない。今年のRAW AIR総合優勝をかけた闘いは、凄く厳しいものになると思っている」と話した。
ドイツ勢のトップはカタリーナ・アルトハウスで4位だった。日本の高梨沙羅は5位につけた。
6位のシリエ・オプセッツ(ノルウェー)とルンビュの差は21.3ポイントにもなる。
もう一人の優勝候補、エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は10位に入った。しかし、ピンケルニッヒは、今の時点で既にルンビュに約30点も差をつけられている。
女子RAW AIRの枠内で行われる最初のW杯の試合は、3月8日(日)17:15(日本時間 翌1:15)から開催される予定だ。
オスロ戦の後は、男子と同じように、リレハンメル戦、トロンハイム戦へと続くことになる。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。