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W杯女子リュブノ団体戦 オーストリアが優勝

作成: 22.02.2020 16:33 / sk
1
Österreich
1008.7
2
Slowenien
1005.1
3
Norwegen
960.2

2月22日(土)、スキージャンプ女子ワールドカップ・リュブノ大会(スロベニア)で団体戦が開催され、オーストリアチームが優勝した。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ、マリタ・クラマー、キャラ・ホルツル、エヴァ・ピンケルニッヒの4人で臨んだオーストリアは、スロベニア(ニカ・クリツナー、スペラ・ロゲリ、カトラ・コマル、エマ・クリネッチ)を僅差で抑えた。3位はノルウェーチーム(アンナ=オディーヌ・ストローム、テア=ミンヤン・ビヨレセツ、シリエ・オプセッツ)だった。

優勝候補だったオーストリア女子が実際に勝ったのは想定内だったものの、意外にも僅差の闘いになった。オーストリアチームが勝てるかどうか、最後のジャンプまで際どいところだった。全8本のジャンプが終わった後で、スロベニアとの差は最終的にわずか3.6点差だけだった。

スロベニア女子は、「私達がオーストリアチームにこれだけ迫ることができるとは思っていなかった。でも1回目が終わった時点で私達がリードしていたから、今日はもっと行けるかも知れないと思った。それがまた私達の更なる原動力になって、最後まで闘うことができた」と試合後に話した。

Eva Pinkelnig, Daniela Iraschko-Stolz, Marita Kramer, Chiara Hölzl

 

オーストリアチームの中でも最高得点を収めたエヴァ・ピンケルニッヒは、「ホントに凄いこと。今シーズンをとにかく満喫している。このために厳しいトレーニングをしてきたから、このままの感じでいって欲しい」と話した。

 

3位はオリンピック金メダリストのマーレン・ルンビュが率いるノルウェーチームだった。
ルンビュは、「団体戦はいつでもスリリングで、もの凄く楽しい。チームとして今日表彰台に上がることができて、とても誇りに思う」と試合後のインタビューに答えた。

 

ドイツチームはノルウェーに40点以上もの差をつけられて4位となり、5位のロシアチームにはわずか3点差だった。

 

大健闘だったのは6位のイタリア、7位のチェコ、8位のフィンランドチームだ。

 

驚きの結果だったのは日本チームが9位となったことだった。日本女子は好パフォーマンスを見せていたが伊藤有希のスーツが規格外とされ失格となり、9位でファイナルラウンド進出を逃した。

 

10位はカナダ、11位はアメリカだった。

 

2月23日(日)のリュブノ大会第2試合目は個人戦となり、10:00(日本時間18:00)から予選が、11:30(日本時間19:30)からは本戦が開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。