01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
2月22日(土)、スキージャンプ女子ワールドカップ・リュブノ大会(スロベニア)で団体戦が開催され、オーストリアチームが優勝した。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ、マリタ・クラマー、キャラ・ホルツル、エヴァ・ピンケルニッヒの4人で臨んだオーストリアは、スロベニア(ニカ・クリツナー、スペラ・ロゲリ、カトラ・コマル、エマ・クリネッチ)を僅差で抑えた。3位はノルウェーチーム(アンナ=オディーヌ・ストローム、テア=ミンヤン・ビヨレセツ、シリエ・オプセッツ)だった。
優勝候補だったオーストリア女子が実際に勝ったのは想定内だったものの、意外にも僅差の闘いになった。オーストリアチームが勝てるかどうか、最後のジャンプまで際どいところだった。全8本のジャンプが終わった後で、スロベニアとの差は最終的にわずか3.6点差だけだった。
スロベニア女子は、「私達がオーストリアチームにこれだけ迫ることができるとは思っていなかった。でも1回目が終わった時点で私達がリードしていたから、今日はもっと行けるかも知れないと思った。それがまた私達の更なる原動力になって、最後まで闘うことができた」と試合後に話した。
オーストリアチームの中でも最高得点を収めたエヴァ・ピンケルニッヒは、「ホントに凄いこと。今シーズンをとにかく満喫している。このために厳しいトレーニングをしてきたから、このままの感じでいって欲しい」と話した。
3位はオリンピック金メダリストのマーレン・ルンビュが率いるノルウェーチームだった。
ルンビュは、「団体戦はいつでもスリリングで、もの凄く楽しい。チームとして今日表彰台に上がることができて、とても誇りに思う」と試合後のインタビューに答えた。
ドイツチームはノルウェーに40点以上もの差をつけられて4位となり、5位のロシアチームにはわずか3点差だった。
大健闘だったのは6位のイタリア、7位のチェコ、8位のフィンランドチームだ。
驚きの結果だったのは日本チームが9位となったことだった。日本女子は好パフォーマンスを見せていたが伊藤有希のスーツが規格外とされ失格となり、9位でファイナルラウンド進出を逃した。
10位はカナダ、11位はアメリカだった。
2月23日(日)のリュブノ大会第2試合目は個人戦となり、10:00(日本時間18:00)から予選が、11:30(日本時間19:30)からは本戦が開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。