01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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スキージャンプ女子ワールドカップ・オーバーストドルフ大会(ドイツ)を制したのはオーストリアのキャラ・ホルツルだった。今週末アウディ・アリーナのラージヒルで行われた大会で、2試合ともホルツルが優勝した。
雨の降る難しいコンディションの中で行われた今日の試合で、キャラ・ホルツルは127.5mと129mのジャンプを飛んで合計287.6ポイントを獲得して2連勝目を飾った。22歳のホルツルにとってワールドカップ(W杯)通算4勝目となり、その全てを今シーズンに挙げている。「接戦だったけど、また表彰台の一番上に立てて、とても嬉しい。天候条件はまだ良い方だった。雨のほうが雪よりは良い」と、キャラ・ホルツルは試合後のインタビューに答えた。
ノルウェーのマーレン・ルンビュは、前日の第1戦同様、ホルツルの後の2位につけた。平昌五輪金メダリストのルンビュは、今日は122mと131.5mで計285.3ポイントをマークした。
ルンビュは、「ここでは助走に苦戦した。アプローチ姿勢はとても大事で、私がジャンプに失敗するとしたら、いつもそれが問題。今日の2本目はこの週末で一番良いジャンプになった。それが一番最後のジャンプだったのが惜しい」と話した。
オーストリアのマリタ・クラーマーは、1本目ではまだ7位だったが、2本目で今日最長の137mまで伸ばし、合計269.8ポイントとなって3位に入った。
これで、この冬絶好調のオーストリア勢が、今大会の表彰台全6席のうち4つを獲得したことになる。
オーストリアの若手、マリタ・クラーマーは、「今日この結果を出せてとても嬉しい。ここで飛ぶのは、正しいアプローチ姿勢がつかめずに難しかった。最後のジャンプは本当に上手くいって満喫することができた」と話した。
土曜は16位に終わった日本の高梨沙羅は、今日はかなり順位を上げて4位に入った。
ドイツのユリアーネ・サイファートは、1本目が終わった時点で3位につけて地元の観客を前に表彰台への期待が高まったが、最終的にドイツ勢トップの5位となった。
ドイツの2番手だったカタリーナ・アルトハウスは19位で、期待通りにはいかなかった。
今日一番の驚きの成績を収めたのはポーランドのキンガ・ライダだった。19歳のライダは初めて世界の上位争いに加わり、大健闘の6位となった。これまでの自己ベストは1月の札幌戦での21位だった。
オーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒは1本目で131mまで伸ばして着地した後に転倒したが、怪我はしなかった。ファイナルラウンドにも参戦することができて、最終的に13位となった。
今日の勝利でキャラ・ホルツルがW杯個人総合首位に浮上した。来週末のオーストリア・ヒンツェンバッハでのホームゲームを前に、ホルツルは合計830ポイントで、マーレン・ルンビュ(815点)を僅差ながら2位に抑えた。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。