01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子オーバーストドルフ大会(ドイツ)で2月1日(土)、第1戦が行われオーストリアのキャラ・ホルツルが優勝し、総合首位争いのゆくえがいよいよ分からなくなってきた。
オーストリアの22歳、ホルツルは、1本目で最長の130mを決めて既に勝利への土台を固めていた。そしてファイナルラウンドでは141.5mの大ジャンプを収め、マーレン・ルンビュが保持していた女子のヒルレコードを6mも更新した。キャラ・ホルツルは合計284.9ポイントを獲得して、ワールドカップ(W杯)通算3勝目を祝った。
キャラ・ホルツルは、「トライアルラウンドは上手くいかなくて、その分ちょっと緊張してしまったから、優勝できてなおさら嬉しい。今は幸せな気分。マーレン(ルンビュ)もとても強いけど、明日またW杯首位の黄色いゼッケンを取り戻せるように全力を尽くしたい」と意欲を見せた。
平昌五輪の金メダリスト、マーレン・ルンビュは、オーバストドルフのラージヒルで127.5mと133.5mのジャンプを飛び、合計276.2ポイントをマークして2位となった。これでルンビュは、この冬好調のオーストリア勢が表彰台を独占するのを防いだ。
「今日の自分の成績にとても満足している。2本の良いジャンプを見せることができた。明日もこの調子でいけるようにしたい」とルンビュは試合後のインタビューに答えた。
オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツは1本目の122mの後、130.5mを出して 合計270.4ポイントとなり3位入賞で表彰台に上がることができた。
この好成績はチームメイトからのアドバイスのおかげもあったようで、「キャラ(ホルツル)がここでどうやったら飛距離を伸ばせるか教えてくれて、それを今日試したら、ずっと良くなった。強いチームの一員であることは楽しい。私達はやる気満々だし、お互いがモチベーションを高め合っている」と話した。
同じくオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒは4位で惜しくも表彰台入りを逃した。
前日の予選で1位だったスロベニアのニカ・クリツナーは5位、マリタ・クラーマーは6位でトップ10に4人目のオーストリア選手となった。
日本の丸山希が7位、ドイツ勢トップだったユリアーネ・サイファートが8位、開催地オーバーストドルフ出身のカタリーナ・アルトハウスは13位に甘んじた。
丸山に続き、伊藤有希も9位でトップ10に日本勢が2人入った。
スロベニア勢もエマ・クリネッチが10位で、2人がトップ10入りを果たした。
高梨沙羅にとっては1本目がうまくいかず16位に終わり、残念な一日となった。
今日2位だったマーレン・ルンビュはW杯個人総合首位の座を守った。現在ルンビュは合計735ポイントで、2位のキャラ・ホルツルが5点差で迫っている。エヴァ・ピンケルニッヒは699ポイントで3位に続いている。
W杯女子オーバーストドルフ大会の第2戦は、2月2日(日)15:30(日本時間23:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。