01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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ワールドカップ男子ティティゼー=ノイシュタット大会(ドイツ)で1月19日(日)に第2戦が行われ、ポーランドのダヴィド・クバツキーが輝ける勝者となった。難しい風がふく中、クバツキーは143mと133.5mのジャンプで合計283.3ポイントをマークした。2位は日本の小林陵侑、3位はスロベニアのティミ・ザイツだった。
前日のティティゼー=ノイシュタットのジャンプ台は穏やかっただったが、第2戦の今日はコロコロ変わる風がふき、審判団はたびたび試合の中断を余儀なくされた。それでも、集まった7千の観客は、ものすごくスリリングな試合を目の当たりにした。
最後は、今日の勝者ダヴィド・クバツキーと、僅差で2位となった小林陵侑が喜ぶことになった。合計283点を獲得した小林陵侑と勝者クバツキーの差はわずか0.3点だった。そのため、小林陵侑は、当大会の特別ランキング「ノイシュタット5」の首位を守り、総合優勝を決めた。小林はクバツキーに5.4点差で2万5千ユーロの特別賞金を手にした。「ノイシュタット5」総合3位はドイツ・ヴィリンゲン出身のシュテファン・ライエだった。
クバツキーは今日の勝利も入れて5試合連続で表彰台入りを遂げており、もの凄く安定した強さを維持している。
「もちろんいつだって優勝できるのは嬉しいけど、正直なところ2本目のジャンプはそれ程満足のいく出来ではなかった。逆に言うと、そういうジャンプでも優勝できたというのは喜ばしいことではある」と、クバツキーは試合後のインタビューに答えた。
小林陵侑は、「安定した良いジャンプを収めることができて嬉しい。時々雪も降って、風もコロコロ変わって難しいコンディションだった」と話した。
今日の3位はスロベニアのティミ・ザイツだった。
19歳のザイツは、「今日表彰台に立つことができて、とても嬉しい。難しい風がふいていて、ハードな試合だった。その中で2本の良いジャンプを見せることができて嬉しい」と、3度目のワールドカップ(W杯)表彰台入りを喜んだ。
開催国であるドイツチームからは、期待された表彰台入りはなかったものの、シュテファン・ライエとカール・ガイガーが4位と5位に続き、好成績を収めた。コンスタンティン・シュミードは健闘の9位だった。
スロベニアチームからはアンツェ・ラニセクも6位に入り上々の結果となった。
ノルウェー勢のトップだったのはマリウス・リンドヴィクで10位だった。
シュテファン・クラフトは11位でオーストリアのトップ、フィリップ・アッシェンヴァルトも12位に続いた。
当大会でクバツキーが2連勝を収めたこの丁度良いタイミングで、次のワールドカップはポーランドのザコパネへと続く。ザコパネ大会では土曜に団体戦が、日曜には個人戦がそれぞれ予定されている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。