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小林陵侑 フル充電で再登場

作成: 22.08.2019 11:03 / sk

2019年FISサマーグランプリは、ポーランド・ヴィスワ、ドイツ・ヒンターツァーテン、フランス・クルシュベル、ポーランド・ザコパネでの4大会を終え、5会場目となる長野県白馬へと舞台を移す。8月22日(木)に日本の白馬で予定されていた予選は、46人の選手しか参戦しないことにより不要となり、その代わりにトレーニングが3ラウンド開催された。 1998年長野オリンピックで使われたヒルサイズ131mの白馬ジャンプ台で開催される当大会では、昨冬圧倒的な強さを見せた日本の小林陵侑もこの夏初めての参戦を遂げることになる。

冬のシーズンを終えてからも小林陵侑の好調さは健在だ。8月22日(水)に行われた日本勢の予選で、ワールドカップ通算13勝の小林陵侑は兄の潤志郎を抑えて1位につけた(全日本チーム予選結果:8月21日 >>)。今日の公式トレーニングでも、小林陵侑が23日・24日に開催される個人戦の優勝候補であることを示した。

小林陵侑は、2本目と3本目に133mと134、5mまで伸ばして、今日のトレーニング参加者の中で群を抜き、昨冬と変わらぬ好調さをみせた。

 

今日のトレーニングでは、小林陵侑以外の日本勢も強かった。宮平秀治が率いる日本チームの中で、ザコパネ団体戦に参戦して優勝を飾った4人も全員が、白馬でも上を狙ってくることを示した。それに加え、竹内択も今日の2本目と3本目で予想以上の強さを見せた。

 

ポーランド勢からはアンジェイ・ステカラとクレメンス・ムランカが強いジャンプを収めた。

スイスのシモン・アマンとキリアン・パイアー、ノルウェーの若手アンドレアス=グラネルド・ブスクム、スロベニアのイェルネイ・ダムヤンも上位を狙ってきてもおかしくない様子だ。

ドイツチームからは、ピウス・パシュケとマーティン・ハマンの二人が新任コーチのアンドレアス・ヴァンクとともに日本大会に参戦する。

 

8月23日(金)の個人戦は11:30(日本時間18:30)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。

 

統計

最長不倒
134.0m
Sato, Yukiya (JPN)
最短ジャンプ
92.0m
Soukup, Matthew (CAN)
平均飛距離
114.7m
K点越えジャンプ
32.4%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
10
Japan
Kobayashi, Ryoyu
24.03.19
Planica
Japan
17.08.19
Zakopane