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W杯オスロ大会 地元ノルウェーのヨハンソンが予選1位

作成: 08.03.2019 20:57 / sk

3月8日(金)、2019年「RAW AIR」ノルウェーツアーの開幕となるワールドカップ男子オスロ戦の予選がホルメンコーレンジャンプ競技場で行われ、開催国ノルウェーのロバート・ヨハンソンが1位になった。2位はポーランドのカミル・シュトッホ、3位はスロベニアのティミ・ザイツだった。合計16本のジャンプからなるRAW AIR総合成績で、ヨハンソンは首位でスタートを切った。

ヒルサイズ134mのオスロ・ホルメンコーレンジャンプ台で、ヨハンソンは132m(140.6ポイント)のジャンプを決めた。昨年総合優勝を飾ったカミル・シュトッホ(130m、136.1ポイント)はヨハンソンに4.5点差だった。3位のティミ・ザイツは129.5m、135.1ポイントだった。


オーストリアのシュテファン・クラフトが4位、日本の佐藤幸椰と小林陵侑が5位・6位に並び、首位のヨハンソンにわずか10点差で更なる3人が続いた。まだ15本のジャンプが残されていることを思えば、この10点リードは多くを意味しないが、ヨハンソンがRAW AIRを良い見通しをもってスタートさせたことは間違いない。

7位から10位に並んだミヒャエル・ハイボック(オーストリア)、マルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ)、ヤコブ・ヴォルニ(ポーランド)、シュテファン・ライエ(ドイツ)にとっても首位との差は10点を僅かに超えるほどで、10万ユーロの賞金を巡る闘いは接戦となりそうだ。

 

74人という記録的な参戦者の多さのため、24人の選手は今日の予選で早くも第3回RAW AIRでの上位入賞を諦めなくてはならなかった。
ディミトリ・ヴァシリエフ(露)、アンダース・ファンネメル(ノルウェー)、ピウス・パシュケ(独)、アンツェ・セメニッチ(スロベニア)、ケヴィン・ビックナー(米)、ハルヴォア=エグナー・グラネルド(ノルウェー)などが、3月10日(日)の個人戦への出場権を得られなかった。


3月9日(土)にはまず団体戦がホルメンコーレンで14:30(日本時間22:30)から開催される。団体戦での得点もそれぞれRAW AIR総合得点に加算される。

 

全リザルト

 

スタートリスト:W杯男子オスロ団体戦、3月9日(土)

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
134.0m
Kraft, Stefan (AUT)
最短ジャンプ
92.0m
Tkachenko, Sergey (KAZ)
平均飛距離
117.3m
K点越えジャンプ
57.1%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Österreich
Johansson, Robert
18.03.18
Vikersund
Norwegen
09.03.19
Oslo