01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月1日(金)にドイツ・オーバストドルフで開催された今季初のスキーフライング戦で、スロベニアの18歳、ティミ・ザイツが優勝した。ハイニ=クロップファー・フライングヒルでザイツは220mと233.5m(計430.1ポイント)の大飛翔を収め、ポーランドのダヴィド・クバツキーを2位に、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーを3位に抑えた。
ザイツは、初めてのスキーフライング参戦で優勝を飾るという偉業を遂げた。わずか1週間前の日本・札幌大会でザイツは自己初の表彰台入りを果たしたばかりだった。
「今日はすごい日だった。スキーフライングのデビュー戦で、自己最長の飛距離を出せて、その上初優勝。素晴らしい経験になった。先週末の札幌戦で2位になれたことで、モチベーションが更に上がった。今日は皆とって難しい風の条件だったと僕は思う」と勝利を決めた後、ザイツはインタビューに答えた。
マルク・アイゼンビッヒラーは、既に公式トレーニングと予選の時点で、今日の試合で上位に食い込んきそうな好調子を見せていた。27歳のアイゼンビッヒラーは、本戦で224.5mと222.5mの大ジャンプを揃え、3位入賞となった。
「正直に言って、今日みたいに5本もフライングを飛ばなくてはいけない日はかなり過酷だと思う。これからホテルに帰って、ベッドに横になってから今日という一日を振り返ってみると思う。今日は良い飛翔が決められて嬉しいし、明日の試合を楽しみにしている」と、アイゼンビッヒラーは話した。
ドイツチームからは、11位にシュテファン・ライエ、13位にはアンドレアス・ヴェリンガーも入って、ここ数日の上昇傾向を保っている様子だ。カール・ガイガーが16位、リヒャルト・フライタークは22位だった。
ポーランドチームにとっては、2位にダヴィド・クバツキー、4位・5位にピオトル・ジーラとカミル・シュトッホが並んで、かなり優秀な団体成績を収めたことになる。しかも、ファーストラウンドの時点では、シュトッホが1位、ジーラが2位とポーランド勢が上位を占めており、更に上も狙えそうだった。
ダヴィド・クバツキーは、「今日の結果にはとても満足しているけど、もっとうまくできたはず、という思いも有る。次の日はもっと良くなれるように、常に頑張る必要がある。今日はそれでも気分良くホテルに帰ると思う」と語った。
ポーランドのヘッドコーチ、シュテファン・ホルンガッハーが今シーズンが終わった後に、ドイツのヘッドコーチ、ヴェルナー・シュスター(先日、今季限りの退任表明をした※訳注)の後任に就く可能性についてクバツキーは、「シュテファン・ホルンガッハーがとても素晴らしいコーチだということは、ジャンプ台でも僕達の結果を見ても分かるはず。僕らと彼はとても上手くやっている。ドイツ側が彼の事を視野に入れるのは当然だと思うけど、ポーランドのコーチに留まるまっとうな理由も沢山ある」と説明した。
オーストリアチームからは、先週末の札幌戦で2勝したシュテファン・クラフト(オーストリア)が6位、ダニエル・フーバーが9位に入り納得の出来を見せた。
その二人の間にノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングとハルヴォア=エグナー・グラネルドの二人が7位・8位に並んだ。短い欠場を経て、再び参戦したダニエル=アンドレ・タンデは10位に入った。
5本のスキーフライングを収めなくてはだった今日は、どの選手にとっても大変なスケジュールだった。
2月2日(土)と3日(日)には、またそれぞれ予選と本戦2本が行なわれ、一日に3ラウンドのスキーフライングが行なわれることになる。
W杯個人総合得点では、今日は14位だった日本の小林陵侑が引き続き首位(1,252ポイント)、2位はオーストリアのシュテファン・クラフト、その後にはカミル・シュトッホ、ピオトル・ジーラ、ダヴィド・クバツキーのポーランド勢3人が続いている。
2月2日(土)と3日(日)の試合は、それぞれ16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。