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W杯女子リュブノ第2戦 イラシュコ=シュトルツがルンビュの連勝をストップ

作成: 28.01.2018 16:28 / sk

1月28日(日)、ワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)の個人第2戦が行なわれ、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツが89mと89.5mのジャンプで計262.4ポイントを獲得して優勝した。2位はノルウェーのマーレン・ルンビュ(260.6ポイント)、3位はドイツのカタリーナ・アルトハウス(259.3ポイント)だった。

堂々のW杯復帰を飾ったイラシュコ=シュトルツ

イラシュコ=シュトルツは、今週末のリュブノ大会で目覚ましい成績を収めた。
「またワールドカップ(W杯)に復帰できて嬉しい。女子のリレハンメル戦を観て、これまでよりもずっと自分を高めていかなくてはいけないと確信した。今日何が起こったのか、まだ実感していないけど、とっても嬉しい。このジャンプ台は挑戦状をつきつけてくる感じで好き。リュブノは自分にとって特別な場所。こんなに沢山の人が試合を見に来てくれて、女子ジャンプ最高の地。私にとってはホームゲームみたいに思える」と喜びを伝えた。

今日のイラシュコ=シュトルツの優勝で、ルンビュの連勝はストップした。
マーレン・ルンビュは、「この週末はずっと戦いだった。ここの助走路はとても難しいけど、そのわりにうまくいった。2位に入れて嬉しい。これからうちに帰って1週間休養する予定」と話した。

カタリーナ・アルトハウスは、「私の今日のジャンプは去年の同大会より安定していたと思う。表彰台入りを果たせて、とても満足している。これから帰国して練習にはげんで、家族や友達との時間も少し取りたい」と語った。

高梨沙羅は、アルトハウスに僅差で4位に入った。
前日の第1戦同様5位に入ったのはドイツのカリーナ・フォクト、そして6位にロシアのイリーナ・アヴァクモヴァが続いた。
伊藤有希が7位、ユリアーネ・サイファート(独)が8位だった。
エマ・クリネッチは9位でスロベニア勢のトップ、10位にはオーストリアのキャラ・ホルツルが入った。

 

スロベニアの2選手が引退

国際スキー連盟(FIS)アスリート委員会の元メンバーだったカティア・ポズンは、自国の観衆を前にした今回のリュブノ大会を終え、引退することを発表した。同じくスロベニアのエヴァ・ロガーも引退を決めていた。

次の女子スキージャンプの試合は、韓国・平昌冬季オリンピックで2月12日に開催される。
W杯女子ジャンプの大会は3月3日にルーマニアのルシュノフで行なわれる予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
90.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
66.0m
Pozun, Katja (SLO)
平均飛距離
79.5m
K点越えジャンプ
21.4%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Russland
Iraschko-Stolz, Daniela
14.02.16
Ljubno
Österreich
26.03.17
Kraft, Stefan (AUT) Planica