01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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チャイコフスキー大会2戦目でスロベニアのアンツェ・セメニッチはグランプリ初優勝を遂げた。143mと134mの2本のジャンプで271,2ポイントをスコア。2位以下に入ったチェコの新星トーマス・ヴァンチューラとヴォイテック・ストゥルサに大きな差を付けた。
前日にも2位で表彰台にたったセメニッチは誰も予想しなかったにもかかわらず、今日の優勝で間違いなくベストオブウィークとなった。「こうなることは全く予想していなかったし、今日の優勝には本当に驚いている。今日も2本良いジャンプが出来たので、本当に嬉しい。1本目でトップになるのは初めてだったので、2本目の前は少し緊張したが、ベストを尽くすことが出来た。」と23歳のこの選手は喜びを語った。
チェコの新鋭、トーマス・ヴァンチューラは初めての表彰台。グランプリシリーズですでに好調さをみせてはいたが、誕生日を昨日迎えてた彼はようやくここチャイコフスキーで2位にはいった。「自分にとっては特別な日、表彰台に上るのは初めてだから、本当に嬉しい。それにチームメイトと一緒に上れる表彰台は格別。この成功は私たちのコーチ、リヒャルド・シャラートのおかげだと思う。」とヴァンチューラは話した。
ヴァンチューラの表彰台はいつしかくると予想されていたものの、ストゥルサに関しては誰も予期しなかった。「今日は自分にとって夢が叶った日。昨日は初めてポイントをとって、今日は初めての表彰台、本当に信じられない。私たちのコーチ、リヒャルド・シャラートの努力の結晶だと思う。ヒンツェンバッハとクリンゲンタルで行われる最後の夏の大会にも参戦したい。」と試合後に話した。
チェコの選手が優勢だった他に前日強かったスロベニアは今日も健在。ファーストラウンドで2位につけていた昨日の優勝者、ロベルト・クラニエッツは2本目の条件に恵まれず6位、しかし4位にヤカ・ヴァラ、8位にネイチ・デズマンがトップ10入り。これによりグランプリシリーズチーム総合のリーダーとなった。
日本人ベストは竹内択の7位だったが、チャイコフスキーでの戦績には納得はいかないだろう。それでも小林が11位、去年のグランプリ覇者の作山が17位と着実にファイナルでポイントを重ねている