01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
ワールドカップ男子アルマトイ大会(カザフスタン)の個人第1戦でペーター・プレウツ(スロベニア)が優勝し、今シーズンの総合優勝も目の前となった。今季ジャンプ週間の勝者でもあるプレウツは、2ラウンドとも最長の141.0mと137.5mを飛び、合計272.7ポイントを獲得して圧勝した。2位はミヒャエル・ハイボック(オーストリア)、3位はセヴェリン・フロインド(独)だった。
ペーター・プレウツはこの成功を収めた後で、「ここカザフスタンに来られてとても嬉しい。最初はヴィザが出るまでに時間がかかって複雑だったけれど、その後は問題なかった。ここに来たのは初めてだけど、とても綺麗で近代的な施設で、慣れるのも難しくなかった」と話した。
最近の試合で3連勝していたハイボックだが、今回は138.0mと133.0mで254.7ポイントで2位だった。
「ここカザフスタンはいつも素晴らしい。2011年に初めてここに来て、良い思い出になっている。この競技場とここの雰囲気が気に入っている」とはハイボックの談だ。
世界選手権の王者、セヴェリン・フロインドは2本とも135.0mで252.0ポイントを獲得し、今季10度目の表彰台入りを祝った。
フロインドは、「このジャンプ台に合わせるまでに少しかかったけれど、それもうまくいって表彰台を挙げることができて満足している。ここでは全てが完璧で、大会運営の人たちもとても良い仕事をしてくれたと」と語った。
強豪スロベニア
ノルウェー勢のトップだったのは4位のダニエル=アンドレ・タンデで、136.5mと129.0mで244.1ポイントを収めた。
スロベニアは、ロベルト・クラニエツが129.5mと133.0mのジャンプで242.7ポイントの5位、ユーリ・テペシュもその2点差で6位に続き、非常に強いチーム成績となった。
自分のスキー板が予定通りにカザフスタンに届かなかったため、前日の予選では借りたスキーで臨んだ竹内択だが、235.6ポイントで7位に入り日本勢のトップだった。葛西紀明は232.1ポイントで10位だった。
ケネス・ガグネス(ノルウェー)は1本目の26位から、ファイナルラウンドでみごとな追い上げを見せ、234.7点で8位まで順位を上げた。
ロマン・コウデルカ(チェコ)は232.5ポイントで9位に入賞し、またもトップ10入りを果たした。
前回のクオピオ戦で3位表彰台を挙げたシュテファン・クラフト(オーストリア)は、今回は11位に甘んじた。ヴァンサン・デスコンブ=セボアはフランスチームに12位という好成績を収めた。
アンダース・ファンネメル(ノルウェー)が13位、マヌエル・ポッピンガー(オーストリア)が14位、そしてシュテファン・ライエ(独)がトップ15を締めくくった。
うまくまとめたドイツチーム
ドイツは他にカール・ガイガーが17位、アンドレアス・ヴァンクが18位、アンドレアス・ヴェリンガーが20位、リヒャルト・フライタークが25位に入り、国別対抗成績で重要となるポイントを集めた。
スイスチームから唯一ファイナルラウンド進出を果たしたシモン・アマンは22位だった。
イルミア・ハゼトディノフとエヴゲニー・クリモフは27位と29位でロシアにW杯ポイントを加算した。
予選が好調で期待を高めたポーランドチームだったが、W杯ポイントを集めることができたのはダヴィド・クバツキーただ一人だった。予選1位だったマチェイ・コットは失格となった。
総合優勝目前のプレウツ
今シーズン、あと7試合が残されるのみとなった今、ペーター・プレウツは2位のセヴェリン・フロインドに599点差となった。そのため、28日(日)の試合でフロインドにさえ負けなければ、プレウツが自己初のW杯総合優勝を確実なものとできる。
W杯男子アルマトイ大会第2戦は、13:00(日本時間21:00)から始まる予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。