国際スキー連盟(FIS)スキージャンプワールドカップ・ヴィリンゲン大会で、2月2日(日)に男子個人第2戦が開催され、前日に続きオーストリアのダニエル・チョフェーニックが優勝した。
今シーズンで最も壮観となった今日の試合でチョフェーニックは、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングを2位に、ヤン・ホアル(オーストリア)を3位に抑えて連勝を飾った。
22歳のチョフェーニックにとっては、ワールドカップ(W杯)7勝目となる勝利だった。
ケルンテン州出身のチョフェーニックは、その全7勝を今シーズンに入ってから挙げている。
前日(2月1日)に行われた個人第1戦での勝利により、チョフェーニックはヴィリンゲン・ミューレンコップフシャンツェにおいて、15年ぶりに優勝を果たしたオーストリア人選手となった。
今シーズンのジャンプ週間で総合優勝を飾ったチョフェーニックは、今日の勝利でW杯総合首位の座を更に強固なものとした。
チョフェーニックは現時点で1346点をマークしており、1143点で総合2位に続くヤン・ホアル(オーストリア)に200点以上の差をつけている。
試合後のインタビューにチョフェーニックは「ヴィリンゲンのジャンプ台との相性が良い。天候条件は今日は簡単ではなかったけど、運が良い方だったと思う」と答えた。
ハイレベルなファイナルでの劇的展開
2位となったヨハン=アンドレ・フォアファングは2本目で、ものすごいジャンプを決めて、首位のチョフェーニックにとてつもないプレッシャーを与えた。
フォアファングは152mの大ジャンプを飾って、その時点で堂々の首位につけた。そしてその後に最終ジャンパーとしてチョフェーニックが登場した。
チョフェーニックは、「ヨハン(フォアファング)の飛距離がものすごく伸びたのが見えた。その瞬間に自分は攻撃に出なきゃ、と思った」と説明した。
そしてチョフェーニックはその通り攻撃的に臨み、真のチャンピョンらしくうまく反撃した。ゲートを下げたスタートで148mまでジャンプを伸ばし、24時間以内に2度目勝利を祝った。
オーストリアチームはトップ5に4名の選手が入り、今回も優秀な団体成績を収めた。
1位のチョフェーニック、3位のホアルに続き、シュテファン・クラフトが4位、マキシミリアン・オルトナーが5位となり、ヘッドコーチのアンドレアス・ヴィドホルツル率いるオーストリアチームは、この冬何度目かの夢のような団体成績を飾った。
ドイツチームは引き続き低迷中だ。
ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーが率いるドイツチームの今日のトップは12位のアンドレアス・ヴェリンガーだった。ピウス・パシュケは31位で、上位30名によるファイナルラウンドに進めず、W杯総合ランキング3位の座をシュテファン・クラフトに奪われた。
日本の小林陵侑は7位で納得の結果を収めた。
佐藤幸椰は19位につけて、2年以上ぶりのトップ30入りでポイント獲得となり、上々のW杯復帰を果たした。W杯通算2勝の佐藤は、不調の時期を越え、コンチネンタルカップを経てW杯に戻ってきた。
二階堂蓮は23位、中村直幹は27位、小林朔太郎は29位に入った。佐藤慧一は43位だった。
W杯男子ヴィリンゲン個人第2戦 トップ10(2025年2月2日)
W杯総合ランキング トップ10(2025年2月2日の試合後)
| 順位 |
名前 |
国 |
合計 |
|
| 01 |
Tschofenig, Daniel |
 |
1346 |
0 |
| 02 |
Hoerl, Jan |
 |
1143 |
0 |
| 03 |
Kraft, Stefan |
 |
895 |
1 |
| 04 |
Paschke, Pius |
 |
875 |
1 |
| 05 |
Deschwanden, Gregor |
 |
775 |
0 |
| 06 |
Forfang, Johann Andre |
 |
727 |
0 |
| 07 |
Ortner, Maximilian |
 |
570 |
2 |
| 07 |
Sundal, Kristoffer Eriksen |
 |
570 |
1 |
| 09 |
Wellinger, Andreas |
 |
558 |
2 |
| 10 |
Lanisek, Anze |
 |
525 |
1 |
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。