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W杯女子トロンハイムでもクヴァンダルが優勝

作成: 12.03.2024 21:09 / hn

ノルウェーのアイリン=マリア・クヴァンダルは、RAW AIRノルウェーツアーの第2会場、トロンハイムでも引き続き素晴らしいパフォーマンスを見せている。22歳のクヴァンダルは、3月10日(日)のオスロ戦に続き、12日(火)に開催されたトロンハイム戦で連勝を飾った。

ヒルサイズ105mのノーマルヒルで、クヴァンダルはエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)を2位に、スロベニアのニカ・クリツナーを3位に抑えて優勝した。4位にはカナダのアレクサンドリア・ルティートが続いた。

午前中に行われた予選でも1位になっていたクヴァンダルは、「今は本当に圧倒されてしまっている。とにかく今はものごとが素晴らしくうまくいっている」と喜び、「明日のラージヒル戦がもう楽しみで仕方ない。今シーズン、この試合をずっと心待ちにしていた。私にとってのハイライトだから」と、話した。


今回の大会は、新しくなったトロンハイム・ジャンプ競技場の、世界選手権(2025年に開催予定)に向けてのゲネプロの意味も含んでいる。

クヴァンダルは今日の勝利で、女子RAW AIR総合首位の座を更に強固なものとした。

22歳のクヴァンダルは現在合計970.3ポイントをマークしており、2位のエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は938.3ポイントで続いている。

総合3位のニカ・プレウツ(スロベニア)は920.6ポイントとなっている。


ワールドカップ(W杯)の総合得点では、ニカ・プレウツ(今日は5位)が1,270ポイントで引き続き首位、今日の2位エヴァ・ピンケルニッヒがW杯総合でも2位となっている。


今日の2位入賞でピンケルニッヒは、今シーズン11回目の表彰台入りを果たしたことになる。

試合後のインタビューでピンケルニッヒは、「このジャンプ台はスゴく良い。とても飛距離が出せるし、脚力が要求される。うまく造られている。。明日のラージヒル戦には落ち着いて臨んで、できる限り遠くまで飛びたい」と、話した。


オーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーが6位、ドイツ勢のトップだったセリーナ・フライタークが7位に続き、フランスのジョゼフィーヌ・パニエは8位となった。

 

日本の高梨沙羅は9位でトップテン入りを果たした。丸山希は11位、伊藤有希が15位、勢籐優花が21位、岩佐明香(はるか)が30位に入った。

全リザルト



13日(水)18:15(日本時間 翌2:15)からは、女子ラージヒル戦(ヒルサイズ138m)が開催される予定となっている。

Eirin Kvandal

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

Nika Kriznar

 

ギャラリー

Trondheim Wednesday
14.03.2024 04:20

統計

最長不倒
101.5m
Loutitt, Alexandria (CAN)
最短ジャンプ
78.0m
Arnet, Sina (SUI)
平均飛距離
88.8m
K点越えジャンプ
26.8%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
7
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Kvandal, Eirin Maria
10.03.24
Oslo
Norwegen
10.03.24
Kvandal, Eirin Maria (NOR) Oslo