作成: 07.01.2023 14:18
/ hn
二試合が予定されている国際スキー連盟(FIS)スキージャンプ女子ワールドカップ札幌大会(日本)で、1月7日(土)に第1戦が行われカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)が優勝した。26歳のアルトハウスは、スロベニアのエマ・クリネッチを2位に、現在ワールドカップ総合首位のエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)を3位に抑えた。
アルトハウスは、「ここのところ浮き沈みが激しかったから、とても嬉しい。年末年始のシルベスターツアーが終わって、また上位に戻ってこられて嬉しい。ここ札幌では最初からうまく合わせることができた。今はすっごく嬉しいし、ここに参戦させてもらって、今日の試合で勝つことができて感謝している」と、喜びを伝えた。
アルトハウスにとってはワールドカップ(W杯)通算11勝目だった。
Sara Takanashi
W杯女子総合得点では、エヴァ・ピンケルニッヒが首位、そしてオーバーストドルフ出身のアルトハウスが現在149ポイント差で2位に続いている。総合3位はノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームで、札幌大会第1戦では7位だった。
ピンケルニッヒは、「また表彰台入りが叶って信じられない。これほど安定した好調さを保てるとは思っていなかった。時差ボケはあるけど、チームの皆がサポートしてくれて、チームに感謝している。明日の試合でも2本の良いジャンプができたら嬉しい」と、3位入賞を喜んだ。
エヴァ・ピンケルニッヒは今シーズンに入ってから、ティティゼー=ノイシュタット大会の1回を除く全ての試合で表彰台入りを果たしている。
開催国日本からは、勢籐優花が9位、
高梨沙羅は11位、丸山希が13位、伊藤有希が15位、宮嶋林湖が25位、小林諭果が26位、岩佐明香(はるか)は27位に入った。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。