01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2試合が予定されているスキージャンプ・ワールドカップ男子ルカ大会(フィンランド)で11月27日(土)、第1戦が行われ日本の小林陵侑が優勝した。2018/19シーズンの総合優勝者である小林は、今日の手に汗握るファイナルラウンドでスロベニアのアンツェ・ラニセクとドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーを2位・3位に抑えた。
小林陵侑はファイナルラウンドで143mの目にも鮮やかなジャンプを決め、1本目で首位につけていたアンツェ・ラニセク(スロベニア)を追い抜いた。
「今日はとても良いパフォーマンスを見せられた。今日の成績を明日の試合にもうまくつなげたい。今日の2本目は、自分が思い描くジャンプそのものだった」と、ワールドカップ(W杯)通算20勝目を挙げた小林はインタビューに答えた。
2018年のルカ大会でも小林陵侑が両試合を制しており、その後W杯総合優勝も決めた。
スロベニアのアンツェ・ラニセクはW杯初優勝にほとんど手が届きそうだったが、今回も2位に終わった。25歳のラニセクはこれまで5回も2位入賞を遂げているが、W杯優勝はまだ果たしていない。
ラニセクは、「今日は本当に惜しかった。1本目はとても良かったのだけど、2本目は少しタイミングが遅く、それが決め手になってしまった。それでも僕にとって良い試合だった」 と話した。
ジワジワと調子を掴みつつあるマルクス・アイゼンビッヒラーは、今日は3位に入り、「どんどん調子が良くなっている。(先週末の)ニジニ=タギルでの開幕戦は苦戦した。開幕前後はまだ上手く飛べていなかった。今日はかなり厳しい条件だったけれどうまくいった。良い方向に向かっていると思う」と、語った。
4位はオーストリアのシュテファン・クラフトだった。
カール・ガイガーは5位になりW杯総合首位の黄色いゼッケンを保守した。総合得点で現在ガイガーは225点、小林陵侑は180点、ノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードは160点となっている。
ピウス・パシュケ(ドイツ)は7位で再度納得の結果を出し、カミル・ストッフ(ポーランド)は8位となった。
スイスのキリアン・パイアーは、ニジニ=タギル戦に続き今日も6位となり上々の結果となった。スイス勢は4人全員がファイナル進出を果たし、優秀な団体成績となった。
日本勢は小林陵侑の他に、佐藤幸椰が10位、中村直幹が14位に入り、伊東大貴が34位、佐藤慧一が41位、小林潤志郎が44位となった。
アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)は31位で、惜しくも30人によるファイナルへ進めなかった。
W杯男子ルカ大会の第2戦は、11月28日(日)14:30(日本時間22:30)から予選、そして本戦は16:15(日本時間 翌0:15)から開始となる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。