01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
全リザルト » |
2月7日(日)、ワールドカップ(W杯)男子クリンゲンタール大会(ドイツ)の2試合目が行われ、ノルウェーのハルヴォア=エグナー・グラネルードがW杯通算10勝目を祝った。グラネルードは圧倒的な強さで連勝を重ね、今日の試合で4連勝となった。2位はスロベニアのボア・パヴロフチッチ、3位はドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーだった。
グラネルードは、「今はW杯総合優勝も視野に入ってきた。どんどん現実味を帯びてきている。今日一日に集中し続けられるように心がけている。W杯総合得点で未だに首位にいられて、更に差を広げられていることが信じられない。なんだか本当ではないみたい。来週のザコパネ大会でもベストを尽くすつもり。僕はこれまでザコパネでは助走に苦戦してきた。でも今度はどうなるかまだ誰にも分からない」と、 話した。
現在グラネルードはW杯総合得点1,406ポイントで、総合2位のマルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ、977ポイント)に大差をつけて首位に立っている。
ボア・パヴロフチッチは、自己最高成績となる2位入賞を果たした。スロベニアの若手パヴロフチッチは、前日に行われたクリンゲンタール第1戦でも3位に入っており、今週末は喜ばしい成績を収めた。
パブロフチッチは、「僕にとって本当に完璧な週末になった。特に今日の2本目はものすごくうまくいった。これからの大会でも今週末のような成果を出していけたら、と思う。1月はまだ調子が悪かった。多分スキーフライング世界選手権の後で疲れていたんだと思う。でも2月にはまた強くなると信じていた。そして今はとにかくうまくいっている」と、 喜んだ。
マルクス・アイゼンビッヒラーは、ようやくまた表彰台入りを果たすことができた。
3位になったアイゼンビッヒラーは、「僕にとってすごく良い試合になった。マテリアルを試行錯誤しなくてはだったけど、その甲斐があった。自信持つことができて良かった。来週末のザコパネ大会がもう楽しみ。今もしっかりしたフォームでできているとは思うけど、もっと安定させなくては。今日は特に2本目のジャンプがうまくいったし、試合を本当に満喫することができた」 と、語った。
ノルウェーのロバート・ヨハンソンは4位で、惜しくも表彰台入りを逃した。それでもヨハンソンは、本戦の前に行われたプロローグ(予選の変わり)で1位になっていた。
5位は日本の佐藤幸椰、ポーランドの二人カミル・ストッフとダヴィド・クバツキーが6位・7位に並んだ。
他の日本勢は、佐藤慧一が8位、小林陵侑は13位、中村直幹は23位だった。
マーティン・ハマン(ドイツ)は10位で初のトップテン入りを果たした。
オーストリア勢のトップだったヤン・ホアルは11位だった。
ドイツのセヴェリン・フロインドは今日21位となったが、今季スキーフライング世界選手権王者となったカール・ガイガーは38位で、前日と同じく上位30人によるファイナルラウンドへ進出できなかった。
スキージャンプW杯男子の試合は、来週末のポーランド・ザコパネ大会へと続く。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。